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朝が来たのが本当に嬉しそうな鳥たち

早起きが得意でない私でも、ごく稀に、早朝に目が覚めてしまうことがあります。そのとき窓の外には朝をこの上なく喜んでいる鳥たちがいました。

どちらかというと夜型人間の私は、早く起きられないために朝が持っている素敵なひとときの数々を見逃してきたに違いありません。でも、珍しく早朝に目が覚めて、もう一度眠る気分にならないくらい頭が冴えていたときに、ふと窓の外を見ると、2匹以上の鳥たちのグループが何度も空を飛び交って、同じ方向にみんなで向かっていました。そのようすが、「朝というときが嬉しくてたまらない」ことを体現しているようでした。

朝が一番空気が澄んでいて、鳴き声がきれいに響くのを知っているからか、目が覚めたからには体がちゃんと動くのを確かめたいという気持ちでいるからか、鳥たちは朝に活動するのがとっても上手ないきもので、いつも見習いたいと思っています。どうして鳥たちは、こうして人間にとっても素敵な朝のひとときを届けることができるのでしょうか。それは、自分自身が一番、朝が来たのを嬉しいと感じているからかもしれません。

なにかまだ自分が気づけないでいる喜びがあっても、朝をこの上なく楽しんでいる鳥たちのような存在から気づかせてもらえるかもしれないので、苦手だと思っていることの裏側を、もっと覗いてみたいなと思いました。ひょっとして鳥たちからしたら、こんなにすがすがしい空気のなか歌ったり飛んだりできるのに、どうしてこの人間は気づかないで眠っているんだろうと思っているかもしれないですね。

#朝の鳥たち #感性 #iwate_i_design

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