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【全人類必見!】現代人のための『依存症からの脱出法』

「根拠のない自信」を手に入れて人生が変わる
脱サラ戦略を伝授する熱血コーチ、尚です!!


今回は「現代人のための『依存症からの脱出法』」
というテーマについて解説していきたいと思います。

SNS 、スマホ、アイドル、ゲーム、酒、セックス、ドラッグ

などなどこれら「快楽」との正しい向き合い方をわかりやすく徹底解説!!

健やかに、心豊かに生きれるように
なりたい方はぜひ最後までご覧ください。

1、快楽の追求


ドーパミンとは

「消費することこそが僕らの生きる動機の全てとなってしまったこの世界で、衝動的に何かを過剰摂取してしまうことをどうやったらやめられるのか」。そうして求めすぎた快楽は苦痛へとつながる。そのメカニズムとして脳の報酬処理に光が当てられるようになった。

脳内では「ニューロン(神経細胞)」という組織が脳の主要機能を担っており、ニューロン同士はシナプスで電気信号と神経伝達物質をやりとりしている。「ドーパミン」はその神経伝達物質のひとつである。

ドーパミンは生物が感じる「快楽」そのものというより、報酬を得ようとする動機に対して重要な役割があるようだ。ドーパミンを作れないように遺伝子操作したマウスは、食べ物がある状況ですらそれを求めず、餓死してしまう。

ドラッグの使用で脳内の報酬回路にどの程度、どれくらいの速さでドーパミンが放出されるかを計測することで、ドラッグの潜在的な依存性を図ることができる。放出量が多いほど、反応が早いほど、そのドラッグは依存性が高いと考えられる。ラットの場合、チョコレートは脳のドーパミン基礎放出量を55%増加させる。セックスは100%、ニコチンは150%だ。注意欠陥障害の治療に用いられる薬の有効成分であるアンフェタミンは、1000%にもなる。

快楽と苦痛のシーソー

快楽と苦痛は脳の同じ部分で処理されることがわかっている。しかも両者は、いわばシーソーのような関係にある。脳内にあるシーソーが片側に早く大きく傾くほど強い快楽を感じる。

ただしこの脳内のシーソーには、傾きをなるべく水平に保とうとする自己調整メカニズムが働く。その過程で、快楽の側に傾いた反動として、苦痛の側にもシーソーが傾くのだ。この関係は「相反過程理論」と呼ばれ、片方の反応が起きたとき、それとは正反対の「事後反応」が起こることを指す。体内の多くの生理的過程は、同様のメカニズムで制御されている。


なぜポテチに手を伸ばしてしまうのか

つい2枚目のポテトチップスを求める、ゲームをもう1度やってしまう。似たような快楽刺激が続くと、快楽側へのシーソーの傾きが弱く短くなる。このような快楽への「耐性」は、依存症発症の重要なファクターだ。そして耐性ができると、快楽の事後反応である苦痛側への偏りも強く長くなる。この一連の現象は「神経適応」と呼ばれたりしている。

また、高ドーパミン物質を大量かつ長時間摂取することで、脳はむしろ苦痛へと偏り、ドーパミン欠乏状態になることもわかっている。薬物依存の人は薬物使用によって放出されるドーパミンの量もそれを受け取るドーパミン受容体も減少する。これは報酬回路の感度が低下した状態であり、こうなると何があっても喜びを得られなくなるのだ。「無快感症」である。


ギャンブルとドーパミン

一度揺らいだシーソーは、ドラッグ使用を連想させる刺激に晒されただけでも傾く。これは、神経科学で「合図依存的学習」と呼ばれている。条件刺激によって、一次的に軽いドーパミン欠乏状態になるのだ。このとき、渇望する報酬が得られないと、さらに状態は悪くなる。

その例がギャンブルだ。ギャンブルでは、最終的な報酬だけでなく、「報酬がもらえるかどうかわからないという予測不能性」に対してもドーパミンが放出される。ギャンブルの動機は、むしろ報酬が予測できない点にあるのだ。

ギャンブル依存症の人の脳ではお金を失ったときに著しくドーパミンレベルが上昇し、負ければ負けるほどギャンブルを続けたいという衝動が強くなる。そのほうが、勝利したときの快感が爆発的なものになるからだ。この現象は「損失追跡」と呼ばれている。

2、セルフ・バインディング


意志の限界を認める

衝動的な渇望行動に飲み込まれないための方法として「セルフ・バインディング(自分を縛る)」というものがある。自分と自分がハマっているものとの間に、意識的に壁を作る方法だ。

自分を縛ることができるかどうかは意志の強さの問題ではない。「欲望の発作の中では選択などできない」、と認めることが大切だ。その上で、2つの戦略を立てることができる。

1つは「物理的戦略」だ。「ゲームのコントローラーをゴミ箱行きにする」「クレジットカードを使わずすべて現金払いにする」といったように、物理的な障壁を作って近づけなくする。直接受容体を遮断する薬や、身体を変える手術などもその方法の一つだが、飲んだふりをしてうまくすり抜けようとしたり、別の依存症を誘発したりすることもあるので、注意が必要だ。

もう1つは「時系列的戦略」で、時間制限とゴールを設ける方法だ。「1日1回だけ」や「日曜日だけ」など、衝動的な摂取行動を決まった時間だけに制限する。仕事が終わったら、昇進したらなど節目や成果をもとに行うこともできる。「どれくらいの時間を自分が摂取行動に費やしているか」を把握するのも効果的で、スマホの使用時間を測って利用時間を減らすのはその例だ。

ただし、報酬を得たいという衝動が人の時間認知をゆがませる点には、注意が必要である。高ドーパミン製品は、待つ時間が長ければそれだけ報酬の価値は下がっていく「遅延報酬割引」という現象を引き起こしてしまう。人はそもそも、長期的な報酬よりも短期的な報酬を好む傾向にあるが、薬物依存者やヘビースモーカーではさらに未来の報酬が大きく割り引かれる。「時間的視野」が狭くなっているのだ。

買いたい物が翌日には玄関に届く現代社会では、報酬回路が人生の導き手となっていて、計画性や抽象的な思考に関わる前頭前野が萎縮しつつあるのかもしれない。

3、【今回の注目ポイント!】 苦痛の追求

苦痛の側に力をかける

シーソーの苦痛側に力をかけることで、快楽の側に力をかけるときとは違った、持続的なドーパミンを得られる可能性がある。これは、ホメオスタシス調整機構による体の自然な生理反応だ。ランナーズハイを感じる、怖い映画を観て得も言われぬ快感を覚える。これらは苦痛に対する報酬としての快楽なのだ。

「苦痛を起こす刺激を少量から中程度まで与えることで得られる有益な効果」を研究する「ホルミシス」という分野がある。

運動も、そうした刺激のひとつだ。運動は「体温を上げ、有毒な酸化体を出し、酸素とグルコースを欠乏させる」ことから、細胞に対しては直接的には毒である。それでも運動は健康を増進し、ドーパミンやセロトニンなど気分をポジティブにする神経伝達物質を増加させる効果がある。薬物に依存する可能性をも減らしてくれる。

スカイダイビングやダウンヒルスキー、バンジージャンプといったエクストリーム・スポーツも、ドーパミンの放出量を増加させる。薬物依存と同様の脳内変化が起こることが明らかになっており、強烈な苦痛や恐怖がアドレナリンとあいまって強力なドラッグとなるのだ。

もちろん快楽の刺激と同じように、苦痛の感じ方にも耐性がつく。スカイダイビングを繰り返しやってきた人はその後の人生で無快感症になるケースが多くなるのだ。

人は自然に嘘をつく

「真実を語ることには苦痛が伴う」。
人は、2歳ごろから嘘をつくようになる。

大人では平均すると1日0.59〜1.56回だ。ある進化生物学者は、「言語の発達が人間に嘘をつく優れた能力をもたらした」と考えている。少ない資源を争っていた時なら適応的だったかもしれないが、物にあふれた現代世界では、嘘が孤立や渇望状態に結びつく可能性がある。


習慣的につく嘘はあまりに小さくて知覚しづらい。真実を言っていると錯覚したり、別に問題ないと思ったりしてしまう。

報酬系の溢れる社会を生きる私たちにとって、正直さは不可欠である。徹底的に正直でいることは、自分の行為についての自覚を促し、親密な人間関係の構築にも役立つ。現在だけでなく、未来の自分に対しても説明責任を果たせるようにもなる。

自分の好ましくない側面を表に出すと、人は遠ざかっていくと私たちは思いがちだ。しかし実際には、相手は「抱いている疑いや恐怖、弱さが自分だけのものではないこと」を知って安心する。正直であれば、人と人とのつながりがより強固になるのだ。

親密な関係は、「それ自体がドーパミンの源となる」。恋愛感情や母子の絆などに関係するホルモン「オキシトシン」は、ドーパミンを増やす。薬物のような高ドーパミン製品が孤立や無関心を引き起こすのは、本来他者との関係から得られる報酬の代わりになってしまうからだと考えられる。

安心して生きるために


周囲の人が信頼できて真実を語ってくれるのであれば、僕らたちはその世界と未来に自信がもてる。世界には秩序があり、安全な場所だと感じられる。これは、「充分状態のマインドセット」だ。

逆に周囲の人が嘘をついたり、約束を守ったりしなければ、世界は危険な場所になり、未来を確信できず、自分も真実を語れなくなる。この状態は「欠乏状態のマインドセット」であり、生存競争モードで短期的な利益を好むようになる。資源が乏しいと、少し先の未来に報酬が得られるかどうかさえ自信がもてなくなるのだ。

物質的に豊かな環境に暮らしている人の多くは、欠乏状態のマインドセットで生活している。物質的に豊かすぎると、ドーパミンが過剰分泌されて、報酬を遅らせる能力が失われる。たとえ恵まれた環境にいても「貧しい」と感じてしまうのだ。

逆に、物質的に豊かでなくとも、充分状態のマインドセットをもつことは可能である。自分以外のものを信じ、未来に向かって努力し、人との親密な関係を育むことができれば、それが接着剤となってくれる。そのためには、徹底的な正直さが必要だ。

自分のことをよく見せたい、言い訳をしたいという自分はいつもどこかにいる。正直でいるのは簡単ではないが、その気になれば「真実を言う」という便利な道具を今日からでも手に入れることができる。それは人生をよい方向へ進めるだけでなく、世界を変えてくれるかもしれない。

まとめ

・脳が快楽を感じるとドーパミンが放出される。

・快楽と苦痛はシーソーのような関係にあり、快楽の側にシーソーが傾いた後、その事後反応として苦痛の側にもシーソーが傾く。

・衝動的行動をコントロールするためには「セルフ・バインディング」を行うのがよい。意志の限界を認め、自分と自分がはまっているものとの間に、意識的に壁を作る。

・正直に生きると、自分の行為に対して自覚が生まれ、いい人間関係を構築でき、未来の自分に対して説明責任を果たせるようにもなる。それは、「充分状態のマインドセット」を育む。

終わりに


僕自身自身、コロナ禍を通じてスクリーンタイムが増えた。特にアマプラ、Netflixを導入してからというもの、海外ドラマや映画の沼にはまってしまっていた。

そのため、衝動的な行動を抑えるための方法として「正直であること」が大事だと考えている。

つもり、意志が弱いことに落胆するのではなくその限界を自覚して、セルフ・バインディングを行う。

これこそが快楽と苦痛のバランスを保つ方法であり、おそらくすべての現代人にとって心身ともに健康で生きるための手掛かりとなるはずだ。


なお僕自身も、「この原稿を書き終えるまでアマプラ、YouTubeはおあずけ」などというセルフ・バインディングをこの2年間実践してみたところ、今では、ボォーと見ることがなくなったので、ぜひ、試してみて欲しい。

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それでは、また次回の記事でお会いしましょう!!



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