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極太のカナシバリ

10日ほど前、生まれて初めて自分のお金でベースを買いました。

張られていた弦もそこそこ新しかったですし、取り立てて不便はなかったんですけど、どーしてもやってみたくて、やっぱりやってしまいました。

散々このnoteでも言及している「弦を太くしてドロップCまでチューニングを落とす」という、例のアレです。

これまで使っていたヨネのベースの弦を自分で張り替えた、つまり自分でベースの弦を買ったのなんて何年前なのか全く覚えてませんし、その弦の太さなんてさらに全くわかりません。でもどうやら新しいジャズべ(モデル)に張られている弦の方がヨネのベースの弦より細いように感じます。ネックのスケールが短いからその分テンションが緩くてそう感じるだけかもしれないですけど。

とまあ、ベースの弦の太さの知識は全くないので、色々と調べた結果、コレにしてみました。

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よくわかんないんですけど、ベースってあんまり「これが標準!」って感じの太さってないんですかね?ギターならまず「009~042」だと思うんですけど、ベースのそういった位置付けの太さって「040~095」?「040~100」?「045~105」?

結局その辺よくわからないまま、とりあえずドロップCに最適なんじゃないかという噂がちらほら聞こえてくる「050~120」ってのを買ってみました。

で、以前ドロップチューニングの利点として、ギターの場合「レギュラーチューニングよりも音がヘヴィになる」ことに加えて「5-6弦のパワーコードが押さえやすい」という利点があることを書きましたが、

ベースって基本的にパワーコードを多用するわけでもありませんし(Motörheadのレミー御大のように多用される方もいますけど)、「音をヘヴィにする」ためだけにやるので、普通に全弦2音下げにしています。

で、張った感想としては…

すごくイイです。まず音というより、弾き心地がイイです。弦楽器って「弦が太い=弾きにくい」って図式が成り立つと思ってたんですけど、どうも違うっぽいですね。結局弦の太さじゃなく、弦の「テンション(張力)」が大事みたいです。なので、太くすれば「無条件で弾きにくくなっていく」のではなく、太くなっても適切なテンションになればむしろ弾きやすいんですね。

音に関しては、家庭用のギターアンプではわからないのでライン録音してみたところ、やっぱイイです。もちろん「2音下げ」という条件の下で、ですけど。太くて張りがあります。嗚呼、いいわあ。

なんかギターとベースの弦を張り替えただけで色んな気付きがありましたね。ちなみに以前「ドロップCにすると、自分で弾いている時だけ低音酔いする」と書きましたけど、あの事象はもう起きません。あれも「低音酔い」じゃなくて、弦がダルンダルンになっていることで起こる「音程の不安定さ」から来る気持ち悪さだったように思います。

いやーぶっとい弦のベースって気持ちいいわあ。


【バクテリア】
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