先日観終わったエクスパンスですが、その後のエクスパンス・ロスはそりゃもうすごかったです。全62話を毎日観てた影響ってマジでなかなかのデカさなんですよね。ちょっとした空き時間はすべて「エクスパンス」を観てたんで、時間が空いた時に「あれ？オレ様ってば今何すればいいのかしら？」って途方に暮れるんですよ。

でもそんなエクスパンス・ロスからもようやく立ち直ったんで、お次は「シン・仮面ライダー」を観ました。

言わずもがな、わが日本が誇る特撮シリーズ（元は漫画ですけど）「仮面ライダー」のリブート作品です。

「リブート作品」だなんて、さも昔から知っていた単語のように書いてみましたけど、オゥェェィッッポゥェォィインンプゥェドェィオウアアアアさん（Wikipedia）にそう書いてあっただけです。「リブート作品」って一体なんなんですかね？？

というわけでこれもまたウォォップィィンンポゥドゥェェィイアアさん（Wikipedia）に聞いてみたところ
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リブート(reboot) または再起動とは、フィクション作品において、シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すことを意味する。

映画のシリーズ作品においては、ほとんどの作品はスタッフやキャストを大幅に変更しており、時系列は最も初期の段階から始まることが定番である。過去作品では再現できなかった表現を現代の技術で演出・解釈し再構築する。また、同名キャラクターや同名作品であっても、異なるコンセプトで再スタートさせることがある。その場合、過去作品を知る世代と、リブート作品で初めて体験する世代との間に、作品に対する認識の隔たりが生じることがある。
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だそうです。まあ仮面ライダーを監督の趣味で一から再構築した作品、ってことですね。

で、感想はというと…

まず仮面ライダーの造形がカッコイイです。めちゃくちゃ石ノ森章太郎味が出てます。ヘルメットをかぶってから顎のところが「ガシャッ」と自動で閉まるのがいいですよね。

仮面ライダーの乗るバイク「サイクロン号」もカッコイイです。あの変形シーンはゾクゾクするなあ。ちなみに変形前のベース車両はHONDA CB250R、変形後はHONDA CB650Rだそうです。変形前と変形後でベース車両が違うんですね。他の仮面ライダーシリーズもそうなのかしら。

また「戦いの中で血を吐く仮面ライダー（怪人も）」ってのもすごく新鮮（？）で良かったです。

で、ストーリーなんですけど…わかりにくい…というか、なんか「鼻につく」んですよね。物語の設定的なものがわかりづらく、観終わった後にネットで調べて初めて分かったことが沢山ありました。

また役者がみな無表情でやたら早口なのは演出なんでしょうけど、なんかそれも「鼻につく」んですよね。まあこういうヒーローものを思い入れたっぷりに演じられても…ってのはありますけど、でもやっぱり鼻につくなあ。もっとナチュラルな感じじゃダメなのかしら。

そしてラスボスがなんつーか、「うーーーん」って感じなんですよね。。。それまでは造形もクモやらカマキリやらなのに最後それかあ…。「ザ・ボーイズ」のホームランダー並みに絶望を与える存在感か、せめて見た目のえげつなさが欲しかったなあ。戦ってる途中でいきなり弱くなったのも意味が分からなかったし（後でネットで見て理由を知りました）。

まあそんな感じです。オレ様は前半で4回ほど寝落ちしましたけど、後半はなかなか楽しめました。監督の庵野秀明氏が好きな方は前半も楽しめるかもしれません。そういえばオレ様は庵野秀明氏の代表作であるエヴァンゲリオンもイマイチ苦手なんですよね。。

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