コンクリートでギターを作ったそうです。重量約8.6キログラム也。

その音は製作者によると
「多くの皆さんが、木で作られたギターと比べて、コンクリートで作られたギターはどう聴こえるのかと尋ねるでしょう。正直なところ、私はそれが違って聴こえるとは思いません」
だそうです。

なるほどねえ。やっぱりエレキギターのボディの材質ってアンプからの出音にはほぼ関係ないのかなあ。

まあ結局エレキギターって弦の振動を電気信号に変換することで音にしており、ボディの鳴りを拾っているわけじゃないですからね。ボディがどんな音を出すかじゃなく、弦をどう振動させるかが最も重要なワケです。ボディの材質や形状ももちろん弦の振動に関わりますけど、それ以外にもペグやナット・ブリッジ等の各パーツや、もちろん振動を拾うピックアップなんかも大きく影響します。

というかピックアップを変えれば、大げさじゃなく「別のギター」と言っても良いほどに音は変わりますし、同じ形で同じ価格帯のギターだと、その材質の違いよりもペグやナットやブリッジを交換した時の劇的な変化の方が圧倒的に大きいと思います。

昔使用していたギターで、大げさじゃなく「木」でできている部分以外のすべてを交換して悦に入っていたことがあるんですけど、その時リペア店のおっちゃんが言った「でも結局アンプのツマミをグイッと回した方がよっぽど音は変わるよね笑」ってのは、ホントに金言だよなあ。

【皆殺しのベルを鳴らせ】
カタマリの朝 塗りたくれ　そそり立った夜の壁に
青い空と青い海を　狂った赤で塗りたくれ

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