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劇画の日

<お知らせ>
新曲公開しました。その吸引っぷりがカッコイイので聴いてください。
→ 『バキュウム
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今まで数々の「○○の日」を紹介してきましたこのnoteですが、本日7/24はなんと「劇画の日」なんだそうです。由来は「1964年7月24日に青林堂が劇画雑誌『ガロ』を創刊した」から。

「アンチヒロイズム」を掲げるカナシバリと「劇画」なんて明らかに親和性が高いですよね。今まで数多くのギグ写真を撮って撮られてきましたけど、キーワードのひとつが「劇画調」でした。Instagramには劇画調のギグ写真が沢山ありますので、お暇な方は見てみてくださいな。

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カナシバリ Instagram

ところで皆様は「劇画」と聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか。「あしたのジョー」でしょうか。それとも「ゴルゴ13」でしょうか。

オレ様がまず思い浮かべるのは山岡士郎です。ちなみに今「山岡士郎」でググッたら予測変換の1位に「山岡士郎 クズ」と出てきました。さすがです。

「山岡士郎」とは言わずもがな、「累計発行部数が1億3500万部以上」という怪物的な漫画「美味しんぼ」の主人公ですね。

「美味しんぼ」って初期の頃はすさまじいまでに劇画調なんですよね。最初の頃の山岡士郎なんてそりゃもうろくでもないならず者だったもんですよ、ええ。なので「劇画」と聞くとオレ様は必ず、背後で電車の走る「ゴオォォォォ」という音が鳴り響く川原だか道端だかのどっかで山岡士郎が「俺はあの男(海原雄山)を絶対に許さない!!!」と渾身の力で叫んでいるシーンを思い浮かべます。あれこそが「劇画」です。そしてそれが「料理漫画」だという事実に今でもめまいを覚えます。

最初は劇画調で始まった「美味しんぼ」ですが、進むにつれてまるで教養漫画のような趣になりましたね。これが「大人になる」もしくは「成熟する」ということなんでしょうか。2014年から長期休載中らしいんですけど、復活することはあるのかしら。長期休載の後、また劇画調で復活なんかしたら痺れちゃうなあ。

もう一度「鶏肉を食べただけで認知症が治った」話とか、「トコブシの炊き込みご飯を食べただけで重度の記憶障害が治った」話とか、「チゲを食べただけで二日酔いが治った」話とか、「豚肉を食べただけで末期の癌が治癒した」話とかを劇画調で描いてくれないかしら。


カナシバリで最も劇画チックな歌詞かも↓↓↓
カナシバリ - スピード狂時代 (OFFICIAL VIDEO)


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