宝くじというシステム

2021年7月20日 21:53

＜お知らせ＞
新曲公開しました。その吸引っぷりがカッコイイので聴いてください。
→ 『バキュウム』
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日本のジャンボ宝くじで1等が当たる確率は1/1000万と言われています。1等前後賞及び2等だと1/500万。3等だと1/10万です。

1/1000万って、普通に数を数えることができる方ならそれがほぼ「0」に等しいことは明白ですよね。1/500万だってそうです。ほぼ「0」です。それに比べると3等の1/10万なんてまるで高確率のように見えるかもしれませんが、「10万回購入して1回当たる」確率なんてほぼ「0」と同じなことくらいやはり明白です。つまり宝くじが「当たらないもの」であることは疑う余地がありません。

そして宝くじの売り上げ内訳はというと、15％は経費として使われ、40％は「全国の公共事情等」、要するに天下り的なアレがナニしている団体への助成金などに充てられています。当せん金として支払われるのはなんとたったの45％。

なので、未だかつて「宝くじを買おう」というモチベーションが湧いた試しがありません。ギャンブルって全くしませんけど、ギャンブルの中でもよりによって「宝くじ」というあからさまなボッタクリシステムをチョイスするのって、そういうのに「マゾヒズム」という快感のツボを刺激されてゾックゾクしちゃう方がたくさんいるってことなのかしら。

そんなことを考えながら今日の昼間、公園でブラブラしたりさせたりしていると、強烈な日差しと湿気の中、蜃気楼のようにコレが揺らめいていました。