エレキギターにナイロン弦

2022年1月9日 22:19

いやーなんだか頭が重いです。風邪でもひいたのかしら。

ところで皆さんはピックアップってわかりますかね。あのエレキギターの弦の下に付いてるアレです。

たまに「エレキギターって左手で弦を押さえれば勝手に音が出るんでしょ？」とか言う、オレ様の母親のような人もいますけど、そんなわきゃありません。いやちょっとは出るけれども。

そういう人って、どうやら「エレキギター＝電気仕掛けの楽器＝なんかスイッチみたいな仕掛けで押せば自動的に音が出る」と思っているフシがあるんですよね。そんなわきゃありません。いやちょっとはそうですけれども。

まずアコースティックギターの原理というのは、
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弦をはじくと、弦の振動がボディで共鳴し、それによりボディの中の空気も共鳴し、サウンドホール（真ん中の穴）から音が外に出ていく
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というものです。

翻ってエレキギターの原理は
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弦の振動をボディに埋め込まれたピックアップが弱い電気信号に変換し、それをシールド（ケーブル）でアンプに送り、増幅し音に変換してスピーカーから音を出す
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です。

エレキギターのピックアップは磁石とコイルでできているので、その上でスチール弦（磁性体）が動くと、コイルに電流が流れるという現象を応用したものなワケです。

なのでエレキギターの弦は「磁性体」である必要があるんですけど、なぜかエレキギターにクラシックギターのナイロン弦を張ってみたらメッチャうまくいったそうです。

ナイロンは磁性体ではないので、フツーに考えたらエレキギターに張っても音は出ないハズなんですけど、なんで音が出てるのかしら。その仕組み上、ナイロン弦ではコイルに電流は流れないはずなんですけどねえ。不思議だなあ。

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