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SESの派遣がPC周りの困ったを解決!

お疲れ様です、こんばんは。かなたです。


今回は社内ヘルプデスクをしていた時に出会った「なんで!?!?」を紹介していこうと思います。

まず第一に社内ヘルプデスクとは?ということですが、そのまんまです。

会社内の社員さんの問い合わせを受ける部署です。基本はPC周りのトラブル解決ですが、入社の書類が~とか会議室の何とかが~みたいな、多種多様な相談が舞い込んでくる何でも屋さんに近いです。

そんな社内ヘルプデスクを2年半していた私が出会った「なんで!?」案件をご紹介。


急に機内モードになっちゃった!

私が派遣で行っている会社、Panasonic Let's noteの使用率が割と高めです。

そんなLet's noteユーザーから定期的に来る問い合わせ。

それが急に機内モード

これ、知っている人からしたら、めちゃくちゃ単純なことなんです。でも、存在を知らない人からしたら、急にネットに繋がらなくなった!!!と滅茶苦茶焦るんですよね。
しかも大抵はカバンから取り出して起動してみたら繋がらなくなってる!っていうパターンが多いので、余計に焦るみたいです。

原因は単純。PC側面にある物理スイッチです。

何かの拍子でスイッチがOFFになっちゃったんですね。でもその存在を知らない人は焦ります。

Let's noteユーザーが「急にネットに繋がらなくなってしまって!」と問い合わせで来たら、まず1番に物理スイッチの確認をします。それで解決することが9割です。

ユーザーさんに物理スイッチの存在を伝えると、とても恥ずかしそうにしながら「そんなのがあったんだー。なんでもないことで騒いじゃった。恥ずかしい」という反応が返ってきます。

どんな事でも知っていれば何でもないこと。知らなければ大慌てって感じですね。


PCにログイン出来ない!!

こちらもまたまたLet's noteユーザーさんあるあるです。

ヘルプデスクで用意しているPCには全て暗号化をかけています。WindowsならBitLocker、MacならFileVaultです。

今回はBitLockerのお話。

このBitLocker、面白い、というかユーザーにとってはめんどくさい機能があります。それはBitLocker画面ではキーボードがUS配列になる。という機能です。

US配列とJIS配列では記号の位置とかが若干変わります。分かりやすいのだと、「@マーク」。

「@」ですが、JIS配列だと「P」の横にいます。ですがUS配列だと「2」のところにします。つまり「Shift」を押しながら「2」を押したら「@」になります。

これがBitLockerの第一のトラップ(キー配列が変わる)

次にLet's noteユーザー、特にSZ6以降の機種を持っている方、こちらが第二のトラップに嵌ります。

それはPC起動時に自動的にNumLockがかかることです。

NumLockって何?という方にご説明すると、キーボードに四角で囲まれた数字とかが右半分の方にいるかと思います。

NumLockが有効になるとその四角に囲まれたものが入力されます。
「A」を押すと「A」が打ち込まれます。ですが「L」を押すと「3」が打ち込まれます。

これでまた混乱ですね。自分では正しいパスワードを打ち込んでいるはずなのに、ログイン出来ないんです。そりゃ焦りますよね。


第一のトラップの解決策はこちら

BitLockerの解除用パスワードに記号を入れない、または記号がUS配列になった場合どのキーになるのか覚える

第二のトラップの解決策はこちら

起動時にまずNumLockを解除する(キーボード右上の方の「NumLk」を押せば解除されます)、またはNumLockに引っかかる英数字をパスワードに入れない(これは非現実的だとは思います)、またはBIOSからの設定で起動時にNumLockがかからないように設定する

BIOSの設定をいじるのは数台ならいいですが、毎月何十台と設定をする会社では厳しいかもですね。なので起動時にNumLockを解除するのが一番現実的かも知れないです。

これらのUS配列になっちゃう、とNumLockがかかっちゃう問題ですが、ある魔法のボタンを押すと、ユーザーさんの混乱は減ります。

それは「insert」ボタンです。

キーボードの右上の方にある「Ins」ですね。

これをBitLockerの画面で押すと、***と表示されていたパスワードがasdという風にちゃんと入力した文字を表示してくれるのです。

なのでこの魔法のボタン「insert」を押しておけば、自分が思っているパスワードが入力されているか確認することが可能です!


他にもまだまだあります

今回はLet's noteユーザーからの2大問合せを紹介してみました。

ヘルプデスクをしていると色んな問い合わせが舞い込んできます。

これからも少しずつ、問い合わせとその解決策を紹介していこうかな?と思います。

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