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映画館が苦手な私が今回選んだ「プレミアボックスシート」という自己投資。

『海獣の子供』の次は、待ちに待った『天気の子』、、、というわけで、なんと今回は人生初!「最速レディースDAY×プレミアボックスシートで座席getしてやるぜ!」を選択・実行した私(この作品に対する自分の本気度&期待感があらわれてるな…☺︎)。
せっかくなので、『天気の子』を振り返る前に(いい映画でした♡ これについてはもう少し、じっくり、まったり、 贅沢に時間をかけて味わいます♡)、ぜひこの「プレミアボックスシートで観たんだぜ♡」って話を聞いてください♪

※ちなみに、“ばななさんのブログ”はこちら↓



調べてみると、TOHOシネマズ仙台では3つものスクリーンで上映するということで(『海獣の子供』はあんなに小さいスクリーンの部屋のみだったのに!)、いつものように念入りに座席をチェック。

※ちなみに(2)映画館はいつもここ。「仙台パルコ2」の6階(ロビーも広いし、トイレも多いし、駅に向かっての眺めも開放感があってなかなかgood♪  ちょっと休憩するためだけに立ち寄る人も多いのでは?  イスもあるし、予告流れてる画面もあるし、映画観なくても観たような気分をちょっと味わえるというか…)。基本的に古い建物や臭い空調や汚れの目立つシートなど“ちょっと無理…”な私なので、まだ新しい「TOHOシネマズ仙台」はかなり気に入っているのだと思う(ほかは行かないので比較しようがないが)。わざわざ金を払って楽しむのだから、その辺はシビア&念入りに、快適空間を模索する。


で、「しばらくは“ほぼ満席”が続くんだろうなー。しかも“夏休み”なのか…」と思考を巡らせながら、「でもやっぱり次の(最速の)レディースDAYで観たいよな…」と心の声を聴き取りながら、ふと「プレミアボックスシートって、どうなのよ???」と、ひらめいた!?!?



映画館は苦手な私。
この↓地獄のように長い文章(苦笑/LOVE)の下のほうにも書いてあるが、

基本、映画館には行かない。だって、他人と近距離で並んで座って、
前後左右から様々な「気」を受けながら(感受性が強すぎるのだ・・苦笑)
作品に集中することなんて、まず無理。楽しめない。

それに、金銭的に貧しい私にとって「約2時間:1800円」は大きい。
(行くなら「レディースDAY」とかを狙うだろうけど、それでも安くはない。
その金額があったなら、絶対に『本』に使いたいもんね~)

それらの私の勝手な条件をクリアして
投資してもいい!後悔しないぜ!と思わせる作品なんて滅多にないし、
「話題の作品は、そのうちテレビで観れるでしょう~」で結局OKになる。


今回のように「それでも観たい!」となったら、パワー全開で座席を探す。決めたら、祈る(お祈りやおまじないは、けっこう利く&効くんだよ♡)。

だけどこれまでは「プレミアボックスシート」なんて検討したことがなかった(もちろん存在は知っていた)。だって、そもそも「約2時間:1800円(最近値上げして1900円になった)」が惜しくて「レディースDAY」を狙っているくらいだからね、そんな人間が「プラス1000円の特別席」を検討するはずないのだ。



それなのに。
今回は、ひらめいた。「いいんじゃない?」ってキラリと思えた。欲した。
だから、本当に損はしないか、金額に見合っていそうか(←最近の私はそういうことに本当に本気でシビアなのだ。でも「ケチ」とは違う。真剣だってこと。“雰囲気で”うっかり騙されたりしないんだってこと。今の世の中、“雰囲気だけ”ってやつが驚くほど多い。私はそういうものに「時間」も「金」も“消費”しない。無自覚・無意識のうちに、垂れ流しにしたくないのだ。だから、クリアな頭で、愛を込めて、“投資”するのよ・したいのよ~♪)、
インターネットを使ってざっくり検索(ここは案外“ざっくり”が重要かも。語られていることは結局どこまでも“他人の体験”なのだから)。あとはじっくり考察(「それでも選ぶ? 選ばない??」)。直感なんかも大事にしてさ。


で、今回一番気がかりだったのは「せっかくの『プレミアボックスシート』なのに、座席の前の通路を人が歩く!(どういう設計してるんだよ!!)」というクチコミだった(仙台ではなかったけれど、同じような設計)。
私は考える。「なるほどね……途中で入退場する人が、目の前を歩く可能性があるってことか…。プラス1000円も払うのにね…?」


この「SCREEN9」は、これまでにも何度か行ったことがある(たしか『ボヘミアン・ラプソディ』はM27で観たんじゃなかったっけ?)。私は記憶を引っぱり出す。入口を過ぎると、多くの人はすぐに右の通路に曲がるか、スクリーンの前を通って=そのまま直進して左の通路に向かうか、どちらかだ。途中で、つまりプレミアボックスシートの前を横切って、右から左へ(もしくは逆へ)行く人って、あんまりいないような……???

では、映画の途中で入ってくる人、または最後まで観ずに席を立つ人(最近はエンディングのあと?に話がまだ続いてる作品もあるんだぜ? ま、どこまでも本人の自由だけど、他人の邪魔はしないでくれると助かるよなー。今回も前の方に、しかも真ん中よりの席で、エンドロールの途中で退席しようと、しばらく立ったままでいた人がいたけれど、あれってどういう神経してるんだろうね?  びっくりするくらい堂々と、周囲のことなんてまるでおかまいなしで立っていて、もしも自分があの人のすぐ後ろの席だったら……って、うんざりしちゃったよ。ま、気にしないのが一番だけど。マナーを知らないって、超絶ダサイよな!)がいた場合はどうだろう?

私はいつも一番後ろの席で観るから(最近はさらに壁側をチョイス。そのほうが隣に人が来る確立が低い。やっぱりみんな、できるだけ真ん中よりで観ようとするからね……と学習したのだ)、そういうのが全部視界に入っちゃって集中できないのだけれど(苦笑/だから映画館は苦手なんだ)、近くに上記のような困った人はいたことないかもな。それは本当にラッキー(そしてやっぱり?お祈りやおまじないはけっこう利く&効くのだ♡)。



と、とにかくいろんなパターンを想像しながら「プラス1000円の価値はあるか?」をはかりにかけて、でも現実で何が起こるかそのときにならないと誰にもわからないわけで、だから結局はまた「どうする? それでも選ぶ? 選ばない??」と自分の心に“どうしたいか”を問うことになるのだが――

(って、わかるかな? これって単なる「映画館の座席選び」の話をしているようでいて、ある意味「人生そのもの」「生き方そのもの」を、私はこの文章で表現しているんだぜ~☆ ってこと、自分で書くのは粋じゃないか。でもさ、ここまで書かなきゃ、この世界は伝わらないのかも……それだけ人の“想像力”は欠如してきているのかも……って不安とも心配ともちょっと違って、単純に「???」って感じる今日この頃の私なのであります……。まぁ「種明かし」は粋じゃないってわかってはいるけれど、たまにはそれをわかった上で、こうしてサービスしてみるのも、逆に?「粋」かもしれない……よね??)





結果。

“私は今回のこの『天気の子』を、「プレミアボックスシート」の「ど真ん中の席」で観たい!観よう!金払おう!!”


と心が決まった。

こういう形での「自己投資」って初めてかも。
日常に“わくわく”を。そして自分の“わくわく”に、素直に、敏感に、なること。
だって今の私を“わくわく”させてくれるものって、なかなか無いんだよ。
だからきっと、この「プラス1000円」は惜しくない。価値がある(価値を感じられる……感じさせてくれる……はず!)。
私はこの「約2時間」を、ベストな状態で満喫したい!する!金払う♡

そう心が決まったら、あとはもう自己責任。
「これはもう、真剣に、思いっきり、集中して楽しもう♪」と現実を“勝ちに”行くだけ(ちなみに、エアコンの寒さに弱い私は今回、“ひざ掛け持参”で本気さ見せたぜ☺︎)。
そうすれば、不思議と天気が応えてくれる(雨の予報だったのに、また晴れた☺︎)。

そういう「信頼」は、この人生の中で小さく小さく積んできたんだ。





映画の感想はじっくり味わうとして、兎にも角にも「プレミアボックスシート」の「ど真ん中の席」最高だったわー♡ こんなにも集中&リラックスして楽しめるなんて!!! 左右のパーテーション(できれば後ろも)がもう少し高ければ完璧かも。隣との距離感、ちゃんとあったし、スクリーンがほんと真正面。

こりゃ絶対に「真ん中の席」をリピートするわ(もう普通の席では見られない&見たくない⁉︎)。心配していた「前の通路を人が通ったら、全然プレミア席じゃないじゃん!」は、そこまで“通路”って幅でもなく?あくまでも“プレミアボックスシートの足元はこれだけ広いんだぜ”って感じで(足伸ばしまくった〜♪  お隣さんなんて、さっそく靴ぬいで裸足に⁈なってたし)、それでも横切って行ったのは、入場のとき、空気の読めなさそうな男子学生2人組みだけだった。ほとんどの人は、入口からそのまま左右の通路にバラけていく?ので、途中にあるプレミアボックスシートの前を通る人はあまりいないのかも。途中で入退場するヤカラが目の前を通過することもなかったし、前の席とも距離あるし、ただでさえ夏休みで混んでたから、ほんと奮発して良かったわー♡(『海獣の子供』もこれで観たかった! けどあっちは小さいスクリーンの部屋でプレミア席もなかったもんね)。ま、「プラス1000円」は今の私には高いけど、せっかく観るなら、これは良いなー。レディースDAYと組み合わせれば、なんとかリピートできるかな(そもそも映画館あんまり来ないしね)。

ちなみに……(1)音響についてはどうか?
これはいつも端っこの席で観てたので「おぉ!違う違う!!」と感じたくらいで、もともと大きい音が苦手ってこともあり、詳しいことは語れない。けど、やっぱり空間の“真ん中(左右のバランス)”なんだなーって、視界だけじゃなく“音でも”、体感することができたと思う。音がね、体の中心に“どかん”と来る感じだった。

(2)座席の座り心地は?
幅はゆったりしていたと思う。肘掛も広めだったし。実際に座り比べてみないことには、どのくらい“ふかふかか”なんて上手いこと言えないけれど、もちろんお尻は全然痛くとかならないし、「厚みがあるねー」って感じだった。レザーシートなので「除菌シートで拭ける」って点も、個人的には“さらなる快適さ”につながったと思う(頭があたる部分とか、もちろん肘掛も、けっこう気になるタイプ)。座面の奥行きがもう少しあれば、もっと座り心地がいいのでは? とにかく、背の低い私にとっては、こういう公共のシート?って、いつも「首や頭の位置」が合わない感じになるので(美容院でもシャンプーするときに「もう少し上にあがってください~」って必ず言われるもん)、背もたれが頭の上まであるような椅子って体型的に?苦手なんだよね。なんか背中を後ろに?反らしたくなってくるんだな……(その点も、隣や後ろが気にならないので、好きな体勢になれてgood♪)。

(3)荷物置き場があるって、やっぱり嬉しい♪
左側の荷物置き場もけっこうスペースあって(そう! いつも置く場所なくてモヤモヤしてた。特に冬、コートとかね)、より“自分の空間”って感じになってgoodだった♪(写真を見ると、もしかして……上の棚?だけじゃなく、その下の部分も収納ボックスみたいになっていたのか??)

(4)隣が気にならないって、本当に本当に最高!!!
実は今回、左隣には見た目なかなか強めのヤンキーカップルがいらして、その男子のほうが(上記の裸足になっていた人)私の隣の席だったのです。この「ヤンキー×男子」って、私がとっても苦手とするものでして、内心「まじか……」と絶句しそうになったわけですが、しかし! 私は現実に“勝ちに”行ってましたから(全力で楽しむ!)とにかく気にしないことにして(そうだよ、別に何かされたわけでもあるまいし)、でもやっぱり通常の席で“隣り合わせ”だと物理的にも近いし、目にも耳にも入ってくるじゃあ~りませんか。それがね、この「パーテーション」と「距離感」のおかげで、本当に!“気にならなかった”のです!! 「距離感」って、「パーソナル・スペース」って、本当に大事&必須&ありがた~い♡と実感しまくり。これだけでも「プラス1000円」の価値はあったかもって思えるくらい、満足ポイント「大」でした♡(ちなみに右隣は空席。いてもたぶん気にならなかったなー♪)

以上、私のように周囲の“気”や“音”や“におい”なんかに敏感な人には、本当におすすめ。映画館でこんなにも寛いだ気分で集中して楽しめたのって、たぶん人生「初」だな。ま、後ろの席とは普通に近いけど(やっぱり左右と後ろのパーテーションがもう少し高ければ、より完璧!)、前の席とは離れているし、座ってみると本当に真正面にスクリーンが来るので、余計なものがいろいろ目につきにくく、「パーソナル・スペース」で、作品を満喫できると思います!♡\☺︎/♡


こんな感じで(かなり追記しました☝︎)、大成功。大満足。
こういう経験が、日常的な「選択の力」や「勘」を強くする。




というわけで、エネルギー込めすぎ。疲れ果てました。
TOHOシネマズさんから、お小遣いもらいたいくらいだわ☆(勝手に書いたくせにね。でも映画の感想の前に、これを記録しておきたかったんだよー♡)

疲れたけど、満足。
私と同じような「映画館、苦手です(でも今回はどうしても“映画館で観たい‼︎”作品があるの)」な、どこかの誰かに、なにかちょっぴりでも役立つといいな♪


おわり。




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“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆