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【初の有料マガジンを公開してみて】 人間というのは“誰かの『物語』”を欲さずにはいられない生き物なのだと思うから。


なぜ書くのだろう。
なぜ読むのだろう。

作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのか?』とか『だから私も“『自費出版』で「作家デビュー」できるのか”、考えてみたんだ。』とか『手持ちのカードをすべて失っても、続けたければ自分でまた用意するしかない秋。』とか叫んでみたって、

「で、おまえは何者なの? どんな『物語』が書けるというの??」

と思われてしまったら、まったく、なんにも、届かないんだろうな・・と思っていた。だから、ひとまずはこの『砂漠を横切るラクダのように』という作品を、勇気をもって世界に放出してみること――。
それが、私がこの『note』をはじめることにした一番の理由。
せっせと自分のホームページを立ち上げたところで、誰も知らない『湖臣かなた』という名を検索する人はいない。相変わらず、どこまでいっても「一人遊び」の延長だ。その先に奇跡的な出会いが待っている可能性なんて、限りなくゼロに近い。
それならば・・! と手探りでやってきたここ『note』。だけど、有名人でもないやつの文章なんて誰が読む? 結局は同じことなんじゃないの⁇
それなのに、有料で公開した。
公開するだけでも勇気がいるのに、自分で決めた金額を設定するなんて、ますます試されている気分(・・何を? たぶん「自己価値」とか「自己信頼」とか「自己尊厳」っていうやつを・・)。
だけど「無料」つまり「タダ」にしたら、これまた“同じことの繰り返し”になると感じた。・・タダ、タダ、タダ・・。「無料」って楽だ。そっちの方がずっとずっと簡単。気が楽。ある意味、無責任でいられるし、読むほうだって無責任に読めるはず。

――そこを越えて、超えたい!!!

小説投稿サイトと大きく違うところは“ここ”にある気がする。
私は「どうしたらもっとよくなると思いますか?」と誰かに問いたいわけじゃない。
ただ「表現」したいんだ。
今の自分が、今の時点での私のベストです!と思える『作品』を、ただただ「見てほしい」「感じてほしい」。
真の謙虚さというのは、精一杯に全力で「自分」を生きることだろう?
うまく言えないけれど、そういうことをやって・・今の私はそれを『物語』という作品の中で模索して模索して「表現」して、世界に解き放ちたいのだ。・・うん。やっぱりまだ、うまく言えてる気がしない。

それでも! 私は書く。そのままを、表現したいから。うまく言えない今の自分、まだここ『note』の敷居の高さ(?)に慣れてなくて思うように綴れていない・・だけど「今日」を書き残しておきたい・・そんな自分、全部丸ごと。

(あぁー、時間がなくなってきちゃったよ!)





というわけで(!)、「700円」で公開しました!
私の初の有料マガジン『砂漠を横切るラクダのように』、読んでもらえると嬉しいです!!! いや、読んでください! 買ってください!! 笑

(んん~・・まだまだ書きたいんだけれど、やっぱり時間がないぞ・・)



とにかく(‼︎)、『本』が救いの人生でした。
だから私は“ここ”に辿り着いたんだと思っています。
自分が救われてきたから、『本』の世界に、『物語』の世界に、この命を使って(と文字で見るとおおげさだけど)“お返し”していきたいんだと思います。
借り物の言葉できれいにまとめられた薄っぺらい物語には興味はありません。
荒削りでも、生きた言葉、血や肉の詰まった言葉で綴られた『物語』が、私の生きている世界。それを『本』の魔法を使って届けていきたい! というのが、今の私が夢みているスタートラインです。



そして・・生きている限り『物語』は続く!

砂漠のラクダは「虹」を見たいんだ! そして「夜明け」だ!!!



“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆