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『天気の子』の、こぼれ話ぽろぽろ。

まだ書いていないことがある。
本当は(?)楽しみにし過ぎていて、を見たのだ。
映画『天気の子』を観に行く前、しっかりと座席を確保し、確か……その日の夜~朝に。


目が覚めたとき、「これは予知夢か……?!(ドキドキ☆)」「私、もう見ちゃったんじゃない? 物語の核心?秘密?的なやつ……(ドキドキ☆)」と寝ぼけた頭で悟った(まさに“悟った”感じだったんだよー)。そして遠のいていくイメージを引き寄せるように反芻しながら、じわじわと興奮していた。


映画館に着いて、物語がはじまって、、、息をのんだ。

「ほんとにアタリだったんじゃない……??」

主人公の女の子が病院にいるシーン。


“そこで眠っているのは、誰???”


途中まで、密かにずっとドキドキしていた。今思うと笑っちゃうけど。でも本気で「ドキドキ」してたのだ。勝手に胸が高鳴って、「もう、物語と全然関係ないところで高鳴っちゃってんじゃん!」って自分で自分にツッコミ入れながら。


でも、違った。

笑える。

実際の『天気の子』のストーリーは、私がなんとな~く想定?していたものよりもずっとずっとシンプルでストレートで、最後まで「大どんでん返し」みたいなことも「種明かし」的なことも?起こることなく、ひたすらに、一直線上に、爆走していく感じで。。。(本当、前作の『君の名は。』のような“複雑さ”はいっさい無くて、それがいい意味で“裏切られた”感じで、今回のテーマ? メッセージ? にはこの「シンプル&ストレート」がぴったりだったと思う。)


で、私が夢で見た『天気の子』はですね~(聞きたい? 聞いてくれる?? 笑)、主人公の女の子が実は「病院で眠ったまま」で、彼が一緒にいろいろやってた相手は(天気を晴れにできるらしいっていうのは前情報でわかってた)、幽霊?みたいな状態の彼女で、最後(このままじゃ、天気を晴れにするために彼女は“あっち側”に行ったっきりになってしまう……?)、「どうやったら彼女を取り戻せるか=目覚めさせられるか」みたいなストーリーだったんだよなーーー。

だから、病院のシーンからはじまって、本当に「まじか……」って驚きと興奮で、「あそこに寝ているのが本物の彼女で、窓の外を見ているのは幽霊?みたいな状態の彼女なんじゃ……」ってね。そりゃードキドキしちゃうのも仕方ありますまい?(しかも彼女が入院&眠り続けている原因は、なんかの事故に巻き込まれたとかで……なんかもっと深い?感じの内容だったんだよなー。あの「大人になれよ、少年」みたいなセリフも関係していたような……。もう全部、いろいろちゃんとは覚えてないけど。。。)


というわけで、私の「予知夢」は半分アタリで半分ハズレのような? なんだかパッとしない結果だったけど、実はそんな秘めたる「お楽しみ」も味わいながら、この映画『天気の子』を満喫していたのでした~♪




最後にもうひとつ、こぼれ話。

実は観ながら、「彼(主人公の男の子)は親に暴力を受けていたのではないか?」って思ってたんだけど(なんか船で来るとき顔に傷なかった?  そして東京でも人に殴られたときのスイッチの入り方?が、いろいろあったっぽいことを感じさせた)、彼や彼女のバックストーリーって全然語られなくて、“思い違いかな?”って思って書かずにいたのだ(そういうとこ確認&深掘りするためにも「もう1回観たいなー」って思ったりね)。

けど今日、「小説版には“父親から殴られた”というような描写が複数箇所あります」という文章を偶然目にしたので、「おぉ!」と思ってこれを書くことにしたわけです。なんか「あとだしジャンケン」みたいだけど(まぁいつもの「自分用メモ」ってやつですな)。

もしも本当に少年が暴力をふるわれていたのなら(けど虐待なのか、親とケンカor怒られて殴られただけ?なのかで、印象が違うけど)、彼の行動に対する「賛否両論」もいまいち?盛り上がらないだろうし、だけど『現実』ではそんなふうに“誰か”の“背景”なんて知らないまま・知ろうとしないまま、何か起こると多くの人が勝手に、一方的に、「盛り上がる」わけで。そういうところまで意識して作られているんじゃないかな~ってことを、「彼や彼女の過去がほとんど語られていないこと」に対して感じてみたり。


おもしろ!


こういう「想いを巡らせてくれる作品」って、いいよね、デカイよね。


表面しか見えない・見ない人が抱く感想と、別のところを見てる・見ようとしてる人が抱く感想と、深くまで感じたい・感じようとしてる人が抱く感想と、“何か”を主張したい人が利用して書くおかしな(ある意味おもしろ・コワイ)感想も、、、。

大きな『作品』は全部を丸ごと呑み込んで(?)、吐き出して(?)、なんかそれってまるで「この世界そのもの」じゃん! って、私の指に綴らせる。

おもしろい。

そして私はもう(もう?)、そういう全部をひっくるめた(?)「作品そのものに流れる(込められた)エネルギー」にしか(しか?)興味がなくって、それを実感しながらそこに、自分の中のLOVEとかJOYとかを感じる・感じたい→だったら感じたことを表現してみればいいじゃん・表現していいじゃん! で、こうして文章を綴る。綴っている。



ほんとにね。エネルギーだよ、エネルギー。
(前にも書いたけど、小沢健二の「流動体について」の「神の手の中にあるのなら その時々にできることは 宇宙の中で良いことを決意するくらい」という歌詞のとおりだよ♡)

その中で何をするのか?


そして「情熱」は、伝染する!!!


私はもう、そういう世界を生きていきたい→生きていく。





というわけで、、、
今日もおかしな文章です。とっても自由です。
(プロフィール画像を写真からイラストに変更して、ヘッダー画像も気分でいろいろ貼り替えて。なんだか最近、ぐっと軽くなりました。前より自由になれました♪)


それにしても(と急に話が変わる/戻るけど)あの「予知夢」は、ばななさん(が書いた『天気の子』)の感想を寝る前に読んだことも大きく影響しているに違いない! だって、夢のテイスト(?)が、なんだかとっても“吉本ばなな(の作品)ちっく”なんだもの♪

※「乙女ちっく(オトメチック)」とかの「ちっく」って、ひらがなでいいの? カタカナ??




う~~~んっっっ♡\☺︎/♡

今日は久々に時間をビューーーンと飛んだ。跳んだ。飛び・跳び・越え・超えた!!!

おわり♡




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“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆