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今ほしい本、読みたい本、おまけに映画も。(2019双子座の季節編)

ここ最近、日常的に読む『物語』が不足している。というより、“補充”できていないまま何週間も過ぎてしまっている(予約している図書館の本たちはなかなか&まだまだ順番が回ってこないし、買おうと思っていた文庫本はキレイな状態じゃなかったので買わなかった。文庫本……新作じゃないやつはたいてい棚に一冊ずつ並びっぱなしになっていて、立ち読みされまくりになるからなのだろう、いざ「買おう」と手に取ると、折れとか傷とかが目について、“わざわざお金を払って購入するのになんかやだ……”と棚に戻してしまうことが多々ある。在庫があったら「これのキレイなやつください」って言えば出してくれるのかな?)

※ところで。どうでもいいけど(1)、さっきタイトルを打ったら、普通に、自然に、「2018双子座の季節編」って打ってて、あやうくそのままアップするところだった。カレンダー感覚、まじでどんどん遠ざかってる。
※どうでもいいけど(2)、今日は冷たい緑茶がうまい(「旨い」か「美味い」かちょっと悩んで、結局ひらがな)。水(orお湯)に溶かすタイプの「鹿児島県産  有機茶葉の粉末緑茶」ね。もう緑茶はこういうオーガニックの粉末タイプが、わが家のスタンダード。
※どうでもいいけど(3)、いや、よくないな。今回のトップ画像、見つけた瞬間「これだ!」と思った。「図書館」「本」「読書」と検索していて、この絵を見た瞬間「これこれ、私にとっての『本』ってこういうイメージ!(これ、私のために書いてくれたんじゃね?)」と運命?感じた。勝手にね。
murayama noriko さん、さっそくフォローさせてもらおう♪
noteはまだまだ、こういう偶然の出会いがあるからおもしろい。


ちなみに、今回買おうと思っていたのは村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。

もうずっと前に図書館で借りて読んで、その後も何度か再読していて、読むたびに「これは手元に置いておきたいな~」と思い続けてきた。そういう作品って(そもそも何度も再読したくなる作品って)なかなかない。
で、同じような経緯で『ねじまき鳥クロニクル』は文庫本で3冊、るんるん気分で手に入れて、“次はこれだな”って心に決めていた。『1Q84』とか『騎士団長殺し』とかは、ハードカバーで持っている(タイムリーに出会えたからね)。昔のやつは図書館で読んだから、こんなふうにあとから追いかけてる感じだ。
村上作品は出会うのこそ遅かったけれど(しかし『本』との出会いはいつだって“パーフェクトなタイミング”なのだ)、もはや私の人生には欠かせない特別な存在となっている。今は、彼の作品以上に、私の『物語欲』を満たしてくれる『本』はない、と思ってる(だからピンと来ない新作を手に取るより、ついつい過去の名作を再読してしまうんだよな~。でもいいの。広がらなくても全然いい。好きなものを深く深く味わうの♡)



続いて、ずっと「いつか原画展?が仙台で開催されたら、そのときに買って、サインしてもらうんだ」と勝手に夢みてる、マルー(MARUU)さんの『うさぎのまんが』と『わたしのものよ』。

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とにかく絵を見てほしい。色使いが、ほんとうに素敵すぎて……本、ほしい。ここ↓でもいろいろ読める。

ばななさん(このときはまだ「ひらがな表記」でしたね)の『鳥たち』で知って、いっきにファンになって、すっかりハートを射抜かれた。

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『うさぎのまんが』も『わたしのものよ』も実物を見たら、そしてそのときに財布に余裕があったなら、絶対に買ってしまうと思う。なのに本屋で検索しても、いっつも「在庫なし」で、未だに実物を拝めていない(なんか、いつもそうなんだけど、好きなものは“手に取ってから”購入したいんだよね。だからなかなか「注文」とかする気にならないんだよな……)。
もうこれは、“原画展に足を運んで、直接?購入せよということね&ついでにサインももらっちゃってOK??”と勝手に想い続けてる。絵に魔法が宿ってる。
(まだネット上でしか見たことないのに感じるパワー、エネルギー。実物見たら、ほんと、どんななんだろう?? 原画買えるくらい金持ちになりたい)



今、気になる本。本屋をうろうろしていて偶然?見つけた。目に留まった。
ビアンカ・ベロヴァーの『湖』というもの。

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「湖」とか「臣」とかいう字は、どうしても気になってしまう。目に飛び込んでくる。それで見つけた。表紙も印象的だった。
著者は知らない、はじめましての人。あらすじを読んでみたら「買おうかな」と思えた。おもしろそう。興味津々。
でも賭けで本を買うような金銭的余裕は持ち合わせていないので、そして文庫本をチェックしてみたけれどなかったので、ひとまず図書館で検索してみようと「湖、ビアンカ」と覚えて帰宅。
で、今朝調べてみたら(数日前のことだったけど、忘れてなかったよ「ビアンカ」☺︎/*)あった!→さっそく予約した。
今は、これを借りて読んでみるのが、突然もたらされた小さな小さな“お楽しみ”♪



そして最後。今一番の“お楽しみ”が、これ。

いきなり『本』じゃなく『映画』だけど。
ネットで誰かが試写かなんかを観たとかつぶやいてて、なんか気になって、それからしばらくして「ふぅ~ん、これが米津玄師の新曲かぁ~」なんて何気なくMV観て「あぁ、これがこの前(誰かが)言ってた映画のやつか……」って繋がって、やっぱりなんか気になって、いろいろ調べて、漫画原作だって知って、「へぇ~『五十嵐大介』という人の漫画かぁ……」ってまた調べて、本屋に行ったら『海獣の子供』の1巻だけあって(あと絵本も。でも今はビニールに包まれてて立ち読みとかできない時代になっちゃったもんね)、表紙のカラーの絵とかを見ながらなんか感じるものがあって、「買おうかな」と思ったけれど「買うなら映画を観てからかな。きっと全巻欲しくなるだろうし(漫画を買う習慣はないが)」って保留にして(漫画を読みたい場合はどうしたらいいの?  図書館にはないし、ネットカフェか、なんかのアプリ?)、家に帰ってきてまた調べて、「あぁ、この人、浦沢直樹の『漫勉』に出てた人か!」って絵を見たら思い出して、「なんかすごい絵だったよな~、うん、覚えてる覚えてる」ってなって、ますます映画観たくなって、「これを機に『漫勉』再放送してくれないかな~」って思ったりしながら、めずらしく映画を観に行く気満々になっている最近の私。

“映画館”ってとっても苦手で、あの距離感で他人と前後左右みっちり並んで「作品」を堪能するなんて、集中するなんて、ましてや感動して泣くなんて(私はけっこう簡単に泣くから)、絶対にむり!!! って思っていて、それにわざわざ高い(今の私には十分に高い。レディースDAY以外は考えられない)金払って観に行くような、「観たい、観る価値あり」と思えるような作品って自分的には“ほとんどない”って思ってるから(だったら私は美味しいものが食べたいよ、『本』が欲しいよ、テレビで放送されるのを待つよって思うタイプ)、「それでもこれは映画館で観たいぞ」ってなる作品は年に1~2本で、最近だと『君の名は。』『グレイテスト・ショーマン』『ボヘミアン・ラプソディ』くらいで(その前は何年も映画館には行っていなかった。『万引き家族』は気になったけど、大画面で他人と一緒に観なくてもいいなと思った。ガガの映画は、同時期の『ボヘミアン・ラプソディ』を観て満足して、そのまま観ずじまいになってしまった)、でもおかげでちょっとだけ“映画館”って場にも慣れて、座席の選び方も「自分好み」がわかってきて(たとえば「最後列の一番はじっこ、通路側ではなく壁側」とかね。観やすさより、他人が隣に来ない確立のほうが重要……笑)、「たまには映画、観たいな~」って思うようになった。
で、「次に観るのは『天気の子』か?」なんて思っていたところに(アニメーション映画が多いな。色が好きだから?)、突如やってきた『海獣の子供』。しかも、最近とても大好きな(というより“尊敬”の気持ち)芦田愛菜ちゃんが主人公の声を演じるというではありませんか!  これはもう、私、行くよ(レディースDAYだけど)絶対、映画館!p☺︎q

というわけで、これが『物語』が枯渇しきっている今の私の、一番の“お楽しみ”なのであります♪



(長っ!  そして、さくっと語り終えるつもりが、めちゃくちゃ時間かかった&使った。……なにげに、愛♡だわ~)


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“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆