いやぁ驚きました。20年と言えば生まれたての赤ちゃんが成人する年数です。そうです。本当に久しぶりです。あの『古畑任三郎』がブラウン管に戻ってきたんです。嬉しいじゃありませんか。ただ一つ、私としては悲しいお知らせを知ってしまいました。それは、古畑任三郎を演じていた田村正和さんが...。

古畑任三郎を演じられていた田村正和さんに敬意を表し、古畑風オープニングでnoteを書いてみました。

残念です。とても、残念した😭
そういえば最近、田村正和さんを拝見しておりませんでした。そうしたら、このニュース。亡くなったのは４月３日ということで、おそらく四十九日が明けた事でご家族が公表なさったようです。そのあと、フジテレビがすぐに追悼番組で古畑任三郎を放送しておりました。私が最後に見たのは、たしかお正月にやっていた「イチロー事件」と再放送でやっていた「SMAP事件」でして、特にイチロー事件は印象に残っていました。

今回は、イチローが犯罪者になる「フェアな殺人者」を2日に分けて放送していまして、改めてみますと、この番組はすごいですね。まず、イチローがパラレルワールドのイチロー本人役となり、兄貴の向島音吉 元巡査（小林隆さん）の必要に取り立てる借金取りを抹殺するという。ちなみに、兄貴役の向島音吉は、通常放送でもよく出演していまして、出身は埼玉県秩父市になっていたはずです。そうすると

「おっ！イチローも私と一緒の埼玉出身という設定なの！？」

と思ったのですが、腹違いの兄弟という事になっており埼玉出身ではなくなってしまいました。残念です😅

このお話の面白い所は、イチローが他の役とかなら普通なのですが、イチローがメジャリーガーイチロー役として出ているところです！これ以上適した人は、この世にいないですよね～。本人ですので！😆

しかも、このアイディアは、イチローさん本人が脚本の三谷幸喜さんに直接お願いして実現したそうです。これを聞かされた三谷幸喜さんも面白がったそうですが、裏話を調べると色々と苦労したそうで、あんまり悪くするわけにもいかず、お茶の間の皆さんには「あくまでパラレルワールドのイチローさんです」となんとなく分かるようにしなければならずと制約があったようで😹

たしかに、当時（2000年初頭）は、イチローがマリナーズでで大活躍をしていて、そのイメージを壊してならないだろうなと感じました。

この放送はいつものメンツの古畑任三郎（田村正和さん）、今泉慎太郎（西村雅彦さん）、西園寺守（石井正則さん）の3人組も登場しておりまして安心感があります🥰

特に今泉慎太郎をやっている西村雅彦さんは秀逸です。古畑任三郎をはじめ、刑事たちがイチローに握手をねだるシーンがあるのですが、今泉くんだけは、握手の後に「おでこを叩いてもらっていいですか？」と笑顔でイチローにお願いします。しかもイチローさんがパチーン！と、いい音をだして今泉くんのおでこを叩くのですよね～（笑）

このシーンは、恐らくアドリブな気がいたします。
なぜかというと、おでこをはたいてもらっていいですかと聞いたとき、イチローさんが明らかに笑いをこらえていたのと、周りのスタッフの笑い声が番組に修正されずに乗ってます😂
監督や脚本の三谷幸喜さんをはじめ、面白がって自由に作ってやっていたのだと思いました。

追悼番組の1回目は日中にやっていましたので、私はビデオに録画して1回目だけ見て、続きは後程見る予定です。まだ見ていない方も、もう見た方も楽しめるお話だと思いますので、オススメの話です✨

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独特の間で我々を夢中にさせた田村正和さんが亡くなったニュースは本当に残念でした。年を重ねた古畑任三郎を見たかったです...。古畑を知らない若い世代の人にも、あの演技は見てほしかったと思っています😭

最近は大河ドラマまで手掛ける三谷幸喜さんも、古畑の別パターンの話なども取りたかったと思います。個性の強い役者でしたし、メッセージ性の強い演技と思っていましたし、古畑任三郎は、田村正和さんだからこそ成さんの人気の高さがうかがえます。悲し出来事でしたが、皆さんとこの気持ちを共有しつつ、田村正和さんのご冥福をお祈りしたいと思います。