映画『アルキメデスの大戦』の観てきました。
まだ上映していたため、滑り込みセーフです。

戦艦大和の物語はたくさんあると思うのですが、
『大和の建造計画の物語』は見た事はありませんでした。

『戦艦大和』　VS　『天才数学者』

変わったテーマです。
しかし、率直にとても良かった映画でした！

この映画には、舘ひろしさん演じる
名将『山本 五十六』も出てきます。
階級も少将だったりと、少し若い頃のお話です。

山本は、大和の建造計画に強く反対。
これからの時代は航空機。空母の必要性を説きます。
しかし、軍部では少数派。

軍部内で、大和の建造が決まりそうな事案を、
一体どうやって、ひっくり返すのか。

これをくつがえすため、いかに大和が不要か、
そして莫大な予算がかかる事を、
天才数学者を演じる『菅田将暉』さんが、
証明することに挑戦します。

個人的に、菅田将暉さんの演技がとても良かったです。

数学者なので、微積分の数式が大量にでてくるのですが、
黒板にズラズラズラっと......。
これは、全て式を理解して書いているのか！？！？
と、思うくらいの迫力の演技。

面白いとは聞いていたのですが、
映画館で見ていて、そのまま戦前の世界に飲み込まれました。

少しフィクションが入っていますが、
戦争を食い止めるため、堅物で真面目な青年が、
破天荒に権力者に真っ向勝負していく姿に心打たれました...。

残念ながら、史実通りに戦争へ向かってしまいますが、
前評判通り、見てよかった作品でした。

いや～、映画って本当に面白いですね。
それでは、また明日！