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『故郷』(詩)※彼らの音声付き

カナヅチ猫
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彼らが鳴くのは僕のためでもなく
僕は彼らのためには泣かない

僕の眠りを妨げるつもりが無いのは知っている
彼らは彼らの理由で鳴くのだから

いつ寝ているのだろうかと
尋ねてみるべきかと思うが、
それを知ったところで
彼らは眠る場所へ帰るだけ

僕も同じように眠ると思うが
僕が還るかどうかは分からない

僕の書いた文章を少しでも追っていただけたのなら、僕は嬉しいです。