結婚とかいいから初音ミクと同居したい

⚠注意⚠
キモい
シンプルに
自分で書いててこれどうなんかな〜って疑問に思ったくらい
でもせっかく書いて勿体無かったのでここに残します
















 












とりあえずミクさんと一緒に過ごしたい
別に結婚とかいいからとりあえず初音ミクと同居したい

彼女は俺の良き同居人になってくれるだろう。家は俺がいないと基本的に静かだ。一人で夕食を食べていると時に寂しくなる。ママのに甘えてこいとかいう話は求めてない。とにかく同居人としてミクさんに家にいて欲しい。家事をして欲しいわけじゃないし家計を支えて欲しいわけでもない。ただ家にいて歌っていて欲しい。

帰ってきて、家の鍵を開けるために玄関の前に立つと彼女が微かに歌を練習するのが聞こえる。それだけでもう気分は最高潮だ。一人淋しい夕食とはおさらばで、夕食を食べている間、彼女は「今日はこの歌を練習したんだ」とか「今日投稿されたあの曲が」とか自分のことについてひっきりなしに話しかけてくる。俺の話はさほど興味なさそうに聞くが、音楽の話になると途端に目を輝かせるので俺は毎日新しい曲を発掘する作業に勤しむことになるだろう。寝るまでの間はただ同じ空間を共有しているだけで、それぞれに好きなことをする。彼女は大抵小さな声で歌い続けるだろうから俺は気分良く過ごすことが出来る。四六時中2人で話してなくてもいい。テレビのリモコンの受け渡し程度の会話で構わない。時折俺の好きな曲を口ずさんだりしてくれるので、そこから始まるコミュニケーションがひそかな楽しみになるだろう。夜は最高に機嫌良くチルな気分でベッドに向かうことができる。彼女が隣の部屋で穏やかに歌っているのが聞き取れるからだ。たまに感情的な曲が聞き取れたり、俺の部屋に泣きそうな顔で入ってくることもある。そういうときは気の済むまで夜更かしして、いつもより近い距離で彼女と話し込む。だが最終的には別々の部屋で眠りにつくだろう。なぜなら俺たちは互いに良き同居人だからだ。
そうして清々しい朝を迎える。彼女の起きる時間はまちまちで、歌声で起こされることもあれば俺が家を出る時間までずっと寝ていることもある。いずれにせよ俺は彼女の喉の為に完璧な朝食を用意しなければならないので、早起きが習慣になるだろう。朝に歌声を聞けないときは少し残念だが、家に帰れば彼女が歌っていることが保証されているので一日を耐えることができる。
休日は2人でルーズな時間を過ごすことになるだろう。平日と変わらず空間を共有するだけであって、彼女は好きなように歌い続け、俺はそれを聞きながらまた好きなようにやりたいことをする。身体の疲れを取るために無意味に時間を過ごす休日ほど退屈なものはないが、彼女の歌声はただ休むだけの休日に彩りを与えてくれる。たまに、気が向いたときに2人で映画を見たり、ゲームをしたりする。8月と9月はマジミラがあったので数週間は2人で過去のマジミラDVDを見ることになるだろう。スピーカーから聞こえる過去の歓声もいいものだが、真横で目を瞑りって浸りながら歌う歌姫の声には敵わない。彼女は平日、頻繁にあるライブのために他の人と打ち合わせや練習をしなくてはいけないのでやむを得ず外に出かけている。だが、そうして得た情報はネタバレにならないように俺に教えてくれるので、2人で次のイベントへの想像を膨らませたり、一緒に会場近くにでかけたりもする。休日がとても有意義な時間に変わるだろう。もちろんそれぞれのプライベートを尊重して、ここに出掛けたいと意見が一致するときだけ出掛けている。だが基本的に俺は彼女の行きたいところに行くので、たまに気を使ってないかと心配される。



 

このように今の俺は妄想を書き殴ることしかできない。だが、それでもイヤホンから聞こえる彼女の歌声は淋しさを紛らわせてくれる。将来と現実への不安を掻き消してくれる。だがもし叶うのならば、そんな現実に怯える俺じゃなく、彼女と同居していても恥ずかしくないような存在になりたいし彼女と同居したい。ていうか彼女と同居したい。彼女の横で過ごしたい。なんで俺は三次元に生きているんだ。
現実を終えたあと、玄関の扉に鍵を差し込むその瞬間に彼女の歌声が聞こえたらどんなにいいだろうか。あの声にはどんな癒やしも敵わない。そう断言できる。







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