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「ジュビロ磐田vs磐田東高 フレンドリーマッチ」超主観的振り返り

8月20日、ヤマハスタジアムにてジュビロ磐田と磐田東高校サッカー部によるフレンドリーマッチが開催された。

フレンドリーマッチの経緯は、先日noteに綴ったのでご覧いただけると幸いです。

伊藤彰さんの想い

フレンドリーマッチの開催が決まった時は伊藤彰監督解任前だった。静岡第一テレビの臼井アナウンサーがTwitterで、彰さんの前のめりな姿勢が実現へ大きく前進させたことを伝えてくれた。

その彰さんはフレンドリーマッチ直前に解任されたため、ヤマハスタジアムにその姿はない。改めて残念でならない。

試合中継

静岡第一テレビが実況・解説付きでYouTubeによるライブ配信してくれた事には本当に感謝。記念すべき試合をフルで観戦することができた。

解説は福西崇史さん、ゲスト解説はジュビロ磐田の山田大記、実況は伊藤薫平アナウンサー(静岡第一テレビ)という豪華な面々。

試合結果

3-2でジュビロ磐田の辛勝。
試合終了間際まで2-2の同点だったので、正直言ってドローを覚悟した。

ジュビロは前日(8月19日)にJ1アウェイ名古屋戦を終えたばかりなので、主に控え及びユースメンバーで構成された。それでも、プロの力を存分に見せつけて圧倒しなければならない試合だった。

プロってやっぱり凄いと思わせ、高校生に更なる飛躍を促して欲しかったので、試合内容は残念と言わざるを得ない。

また、控え組にとってはアピールの場でもあったはずだ。改めて現状のジュビロ磐田の戦力が厳しいことを感じた。

ライブ解説の福西崇史さんは、放送中に辛口コメントを抑えていると言っていたが、終始ジュビロに苦言を呈していた。

一方の磐田東高は、先制されたがすぐに同点に追いついたことで「行けるぞ」と感じたのか、ジュビロに対して堂々たる戦いぶりで前半終了間際までは2-1で磐田東高がリードする展開。
そして、試合終了直前まで2-2の同点で守り続ける素晴らしい戦いぶり。やはり全国での戦いを見てみたかった。

スターティングメンバー

ジュビロ磐田

前日のアウェイ名古屋戦に出場しなかったメンバーが中心。ジャーメイン良と鹿沼直生の2人のみ前日の名古屋戦からの連戦出場となった。

キャプテンがドゥドゥだったのは驚き。
試合前の円陣を組んでいる時、ゲスト解説の山田大記が「何語でしゃべっているのかな?誰もわかってない可能性がある。」とコメントしたのには笑った。普段はポルトガル語を話すそうだが、チームメイトからみても、あまりないパターンだったのだろう。

気になったのは、DFがユース組2人しかいなかったこと。8月20日に森岡陸の負傷離脱が発表されたが、名古屋戦に出場しなかった大井健太郎、リカルドグラッサ、松原后は出場しなかった。あえて若手中心メンバーにした可能性もあるが気がかりではある。

磐田東高校

鈴木彩斗選手は、ジュビロ磐田前監督で現クラブアドバイザー鈴木政一さんのお孫さん。

【ジュビロ】トップに近い男 後藤啓介

前半6分、吉長真優からの高速クロスに合わせて先制点。
試合終了間際の逆転ゴールの合計2ゴールを決めた。
他のジュビロのトップチーム選手が攻めあぐねる中で後藤啓介が一人気を吐いた。今年は天皇杯デビューも果たし、トップチーム昇格が期待できる逸材だ。

【ジュビロ】藤原健介 直接フリーキック

1点ビハインドの前半終了間際、藤原健介が直接フリーキックをゴール右隅にしっかり決めて同点。決めるべき人が決めたのは良き。

【磐田東】港選手&谷野選手1G1A

前半11分、谷野暁希選手が右サイドを駆け上がってクロスを上げる。中央で待っていたキャプテン港聖頼選手の股抜きシュート。GKアレクセイコシェレフは逆を突かれた形になって殆ど動けず同点ゴール。

前半20分、今度は港聖頼選手がゴールライン近くからマイナスのクロスを上げて、谷野暁希選手がシュートを決めて逆転の2点目。

港聖頼選手と谷野暁希選手で 1ゴール1アシストの大活躍。この2人の今後の活躍が非常に楽しみだ。

試合終了後

ジュビロの試合内容は残念だったが、高校生の想いに何かできないかとこのような企画を進めたジュビロ磐田、ジュビロ磐田選手会、その他関係者の皆さんは本当に素晴らしかった。爽やかな気持ちになった良い試合だった。

港選手・谷野選手の記者会見。

「ジュビロに勝ちに行く」という気持ちで臨んだという。その通りのプレーでジュビロを苦しめた。お見事。

三浦龍輝と磐田東高校の交流

磐田東高がインターハイ出場を決めた時、お祝いに三浦龍輝からGKグローブをプレゼントした経緯がある。龍輝は名古屋戦に出場したため、フレンドリーマッチには出場しなかったが、磐田東高のゴールキーパーズと対面できたことは良かった。

解説 福西崇史さん

フレンドリーマッチ開催に当たり解説を引き受けてくれた福西さん。磐田東高校にエールを送り、低迷するジュビロ磐田には抑えつつも苦言を呈してくれた。ありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
磐田東高校サッカー部に歓喜が訪れることを願って。

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