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2024 J1 第1節「ジュビロ磐田 vs ヴィッセル神戸」超主観的見どころ

2024年もジュビロ磐田の公式戦について、超主観的な「見どころ」と「振り返り記事」を書いていきたいと思ってます。

お時間ある時にでも読んで頂けると嬉しいです。

今年もよろしくお願いします!


前売りチケット完売

まだ公式からはアナウンスはありませんが、Jリーグチケットでは開幕戦のチケット「在庫なし」の表示。

よって、前売りチケットはホーム席・ビジター席共に、

「全席完売御礼!」

ホーム開幕戦のチケット完売は、2020年J2リーグ開幕のモンテディオ山形戦以来、4年ぶり。


ふりかえると、昨年2023年のJ2リーグホーム開幕戦だったファジアーノ岡山戦の入場者数は10,737人でした。ヤマハスタジアムのキャパは15165席なので、約1/3は空席だったことになります。

昨年は、晴れの開幕戦でも客足が戻らない現実を目の当たりにし、寂しい思いをしたのを憶えています。恐らく、J2降格やファビアンゴンザレスの二重契約問題による選手補強の禁止など、ジュビロにとってマイナスな出来事が影響したためと思われます。


しかし、2024年は4年振りに前売りチケットは完売。

客足が戻って来たのは、

・J1に復帰
・コロナ5類移行後初の開幕戦
・昨年のJ1王者ヴィッセル神戸との対戦
・川島永嗣の加入

などの要因が考えられます。

恐らく、コアなジュビロサポーターだけでなく

「J1に戻ったジュビロの試合を久々に見に行くか。」

という方も多いのではないでしょうか?

そんな方々が開幕戦だけでなく、これから先の試合にもヤマハスタジアムに足を運んでもらえるように、何としても開幕戦で勝利を掴みたい。


4年前、コロナ禍直前のモンテディオ山形戦で見た満員のサックスブルーの大応援が復活します。

あの一面のサックスブルーのスタンドが見られると思うと、開幕が本当に待ち遠しいです。


王者ヴィッセル神戸

「いきなり神戸かよ!」

対戦カード発表時、一瞬そんな感情も沸き起こったのですが、冷静に考えれば、開幕戦でJ1王者と対戦するのは良かったと思ってます。

ジュビロの現在地を知る上では最高の相手。


前回のJ1での戦いは2022年でした。
この年のジュビロは、

強度と速さが圧倒的に足りない。

という壁にぶち当たり、勝ち点は積み上がらずにJ1最下位でJ2に降格しました。前年J2優勝してJ1に復帰しただけに、この結果は大きなショックでした。


2023年は日本代表コーチを経験した横内昭展監督を招聘。「基盤づくり」としてJ1で戦うための強度と速さのアップを図ってきました。

しかし、昨年2023年7月12日の天皇杯3回戦でヴィッセル神戸と対戦したジュビロは、2-5で大敗を喫しました。

この試合はヤマハスタジアムで観戦し、振り返り記事にも書きましたが

「J1で戦うには、まだまだだな・・・」

と感じました。

前半だけで立て続けに4失点しただけに、残念ながら神戸との力の差を感じざるを得ませんでした。

しかし、その実力の差を認識し、経験したことは、結果としてプラスだったと思います。

2024年2月5日の「サッカーの羅針盤(冒頭以外は有料会員向け)」では、天皇杯の神戸戦でスタメン出場した鹿沼直生が当時を振り返り、今年にかける思いを語っています。

また、古川陽介は天皇杯神戸で意地のカットインからのゴールを決めています。

昨年、若い選手達が神戸と戦い、その後更に積み上げてきた結果が今年の開幕戦で観られると思います。

厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。

しかし、粘り強く失点を防いでいけば、きっと勝機はあるはず。王者から勝ち点を奪うことができれば、その後の戦いも自信をもって臨めるはずです。


新戦力のデビュー

昨年、J1昇格に大きな貢献をしてくれたドゥドゥ鈴木雄斗が移籍したことは間違いなく戦力ダウン。

更に、ジュビロを支えてくれたベテランの遠藤保仁八田直樹大津祐樹が現役引退。山本康裕が移籍。


一方で新たに15人の新戦力が加入。

ここ数年は「主力選手の高齢化」も指摘されていたジュビロですが大きく若返り、新しい時代に入る予感と希望を抱かせました。

また、元日本代表のGK川島永嗣の加入は、ベテラン勢がほとんど抜けたジュビロにとって、プレーヤーとしてはもちろんのこと、精神的支柱として大きな存在になってくれるはず。

チーム最年長でありJ1最年長でもある川島永嗣ですが、「KICK OFF! SHIZUOKA」ではGKのポジションを争う三浦龍輝から「元気過ぎ」と評されています。

また、やべっちスタジアムでの恒例「デジっちが行く」でも率先して盛り上げ役を買って出ています。

昨年までの遠藤保仁や八田直樹などのベテラン選手とは、また違った雰囲気でジュビロを支えてくれる川島永嗣。

三浦龍輝とのポジション争いに勝ってヤマハスタジアムで活躍する姿が見られるのか?注目です。


一方で、ケガ無く過ごして欲しいと願っていた鹿児島キャンプ。

しかし、キャンプ終盤では、古川陽介石田雅俊小川大貴高畑奎汰朴勢己が別メニューだったことが報じられました。

特に気がかりだったのは、マテウスペイショット。今季待望のCFとして大きく期待していた選手だったのですが、鹿児島キャンプ最終日の清水エスパルスとの練習試合で負傷交代。

回復具合が心配だったのですが、静岡新聞によれば、2月19日の公開練習ではフルメニューをこなして順調に回復していることを報じています。

同じくCF候補のジャーメイン良も昨年終盤に負傷した後にリハビリを続けてきましたが、清水エスパルスとの練習試合に出場していたことから開幕戦出場に照準を合わせていると思います。

スタメンの座を掴むのはマテウスペイショットか?ジャメか?

開幕戦スタメン発表に注目です。


ドゥンガ氏来場

開幕戦はあのドゥンガ氏が来場します。

私はジュビロサポ歴6年目なので、残念ながらドゥンガさんがジュビロにいた当時の試合を積極的には観ていませんでしたが、そんな私でもその名は良く知っていました。

鬼軍曹

として、ドゥンガさんの名前が出ますよね。

2月19日には、既に来日したことが公式SNSにアップされました。藤田俊哉SDが空港に出迎えに行ったようです。

多くのジュビロサポーターにとって、胸熱なゲストだと思いますが、現在ジュビロに在籍している5人のブラジル人選手達にとっても大きい事だと思います。

今季新加入したマテウスペイショットは、ドゥンガさん来日に対し「ブラジルの英雄」と語り、初対面であることから非常に楽しみにしていることを話しています。

ジュビロの黄金期を築き上げたドゥンガさんが今のジュビロの選手達、ブラジル籍選手達、そしてサポーターに対し何を語るのか。非常に楽しみにしています。

それにしても、J1で新しいスタートを切るジュビロに対し、ドゥンガさんをゲストに呼ぶとは・・・・。

J1定着、そしてタイトル獲得を目指して一歩を踏み出そうとするジュビロに対し、メッセージを期待して招聘したものと想像します。








毎年恒例の「サッカーダイジェスト」の順位予想。
思った通りジュビロ磐田を降格予想とする人が多かったですね。

でも客観的に見たら、そのような予想をされても致し方ないかなと思います。

なぜなら、直近5年間のジュビロの成績は以下の通りでJ1とJ2を行ったり来たり。J1では2度の最下位を経験しています。

2019年 : J1 最下位
2020年 : J2 6位
2021年 : J2 優勝
2022年 : J1最下位
2023年 : J2 2位

でも少なくとも2022年のジュビロからは成長しているはず。そのための2023年の戦いと積み重ねだったと信じたい。

ここ数年毎年監督が交代していたジュビロでしたが、今年は昨年に引き続き横内昭展監督が指揮を執ることも大きい。

ジュビロを降格予想した人たちに対し、絶対に見返してやりましょう。



最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを祈って。

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