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2023 なでしこリーグ1部 第14節「静岡SSUボニータ vs 朝日インテック・ラブリッジ名古屋」超主観的振り返り

ボニータ 0-1 名古屋
【得点者】

ボニータ:-
名古屋 :神谷千菜(10分)

エコパスタジアム決戦は雪辱を果たせず。

2023年6月25日、プレナスなでしこリーグ1部 第14節。静岡SSUボニータはホームで朝日インテック・ラブリッジ名古屋と対戦。

残念ながら0-1で惜敗でした。

このホームゲームはエコパスタジアムで開催されました。

普段はゆめりあサッカー場をホームグラウンドにしているボニータですが、の前回ホームはヤマハスタジアム、そして今節のエコパスタジアムと大きなスタジアムでの試合が続きました。

現地参戦してきましたので、振り返ります。

前回対戦振り返り

名古屋との前回対戦は、4月15日の第5節アウェイでの対戦。

雨天でピッチコンディションが良くない中での戦いでしたが、初スタメンの加藤弥紀が前半に先制ゴール。

しかし、後半から名古屋が怒涛の攻撃を開始。後半だけで名古屋は6得点。1-6で完敗でした。

今回はその雪辱戦となったホーム名古屋戦。超強力な攻撃力を抑えることが最大のポイントでした。

スペシャルマッチデープログラム

この日は、ボニータの選手達が作成したマッチデープログラムが配布されました。試合前日のTwitterには大きな「?」の文字のみ!

入場ゲートでもらいましたが、なんと手描き!

選手が練習や仕事の合間を縫って作ってくれたんでしょうね。立派な写真がたくさん入ったマッチデープログラムも良いんですが、このような手作り感たっぷりのプログラムは新鮮で良かったです。

貴重な写真も・・・・。

サイン入りトレーディングカード!

もう一つのお楽しみは、先着200名に選手のサイン入りトレーディングカードのプレゼント企画!

これもまた手作り!

ジュビロ磐田の選手サイン入りグッズやファンサービスは、超激戦の抽選で選ばれた人しかもらえないのですが、今回のボニータのサイン入りトレーディングカードは早い者勝ちでもらえるというナイスな企画!

私も早めに行って入場ゲートでもらいましたよ。

沢山の小分けされた封筒の中から一つを選んで自宅で開封式!

封筒はこんな感じ。
さてさて、どの選手のカードが入っているのでしょうか?

おお!茶髪の選手かな?

開封!!!!!

「えっ・・・・! ボニタン!?」

「選手じゃないパターンもあるの?」

「ま、まあ、ある意味レアカードか・・・・・。」

良く見ると「China」サインが書いてあるんですよね。林知奈選手がサインを入れてくれたのかもしれません。ありがとうございました。

メインスタンド解放

この試合はエコパスタジアムのメインスタンドが自由席として開放されました。普段ジュビロの試合ではチケットが高くて座れないSS席に座りましたよ!

いやあ、良い眺めっすね。

メインスタンド前方中腹は本当に見やすい。
ここでサッカー観戦ができるなんて幸せです。

スターティングメンバー

(フォーメーションは筆者の独自見解です。)

YouTubeライブの実況アナウンサー栗田直樹さんから、米田京大間由樹が負傷していると明かされました。前半戦主力で戦っていたDF2人が欠けているのは痛いですが、控えメンバーの奮起に期待です。

久しぶりのスタメンは中川瑚々。3月26日第2節ホームゆめりあサッカー場でのオルカ鴨川FC戦以来、約3か月ぶりの出場となりました。

入場者数537人!

この日の入場者数は537人。

前回のホームゲーム、ヤマハスタジアムで行われた第12節日体大SMG横浜戦の入場者は711人でしたので、それに比べると残念ながら減りました。

でも普段のホームグラウンドであるゆめりあサッカー場での試合での入場者数は200人台。

普段より倍以上の多くの入場者が来てくれたことはありがたいですね。

三輪玲奈選手、高島絢音選手、山本心選手、中川瑚々選手、塩澤優選手

前半

名古屋が先制

前半1分に12試合ぶりの試合出場となった中川瑚々がシュートを放ちます。

更に前半2分にはゴール前まで三輪玲奈がドリブル突破を図るなど良い滑り出しを見せました。

しかし、前半8分名古屋のショートコーナーからいったん戻してクロスを上げた名古屋。神谷千菜選手が頭で受けたボールを彦坂桃花が頭でクリアしようとしたボールがクリアになりきれず、再び神谷千菜選手の下へボールが渡りゴールに押し込まれてしまいました。名古屋が先制。

強力な攻撃力を誇る名古屋に対し、開始早々の失点で厳しい状況に追い込まれたかと思いましたが、前半はその後失点を許さなかったボニータ。0-1で前半を終えます。

前半のプレー集

試合開始前の円陣
寺田郁美選手
中川瑚々選手
上柳歩美選手
梅津真央選手
塩澤優選手
山田優衣選手
日野李保選手のヘディングシュート
中川瑚々選手のシュート

後半

日野李保が攻め続ける

後半のボニータは日野李保を中心に名古屋ゴールに向かいますが、とにかく名古屋のDF陣のフィジカルが強い。ボニータの選手達は、なかなかボックス内に割って入ることができません。

66分に金丸翔子渡辺彩香、72分に山本心小池真理をピッチに送ります。

75分からの渡辺彩香の4回連続のコーナーキックでボニータは決め切りたかったですね。

日野李保がシュートに行くがGKキャッチ

後半のプレー集

彦坂桃花選手
高島絢音選手
中川瑚々選手
金丸翔子選手と渡辺彩香選手がピッチへ
彦坂桃花選手
渡辺彩香選手の4回連続コーナーキック
三輪玲奈選手
後半アディショナルでの攻防

次戦に向けて

前回名古屋との対戦では、その強力な攻撃力に太刀打ちできず6失点したボニータでしたが、今節では前半早々の1失点のみに抑えたところに守備力の向上がうかがえました。

しかしボニータは決定機を決め切ることができず、無得点で結果敗戦となってしまいました。ホームでなかなか勝てない状況が続いてるのが悔やまれます。

WOM (Woman Of the Match)は1失点に抑えたGK寺田郁美選手。

しかし、授賞式の後の寺田郁美選手には笑顔は無く、悔し涙をこらえてるようでした。インタビューでも勝てなかったことへ悔しい気持ちを語っていました。

観客席に笑顔で手を振る選手達の中で、一人悔しそうにたたずんでいた寺田郁美選手の表情が印象的でした。その気持ちがあればきっと次節良い結果に結びつくと信じています。

第14節を終えて、ボニータは勝ち点12で10位に後退。1部残留圏ギリギリで留まっています。

11位スペランツァ大阪、12位大和シルフィードは共に勝ち点9で、ボニータとの勝ち点差は僅か3。次節の結果によっては、ボニータ含めて下位3チームの勝ち点差が並んでしまう可能性があります

次節は7月2日、アウェイで伊賀FCと戦います。相手は4位の強豪。前回対戦ではスコアレスドローに終わっています。なでしこリーグ一時中断前の最後の試合。何とか勝ち点3を奪う戦いを見せてくれることを期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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