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高野遼がジュビロサポーターに語ってくれた事

人知れず、いや、ジュビロサポーターの知らない所で戦っていたことを改めて知りました。

2024年1月17日。

YouTube「とりちチャンネル」で、高野遼が2023シーズンを振り返ってくれました。

そこで語られたのは、2023年通して繰り返された苦しいケガとの戦いの日々でした。


ジュビロ磐田から高野遼の負傷について公式にリリースされたのは、2022年3月の「左膝外側(円板状)半月板損傷」でした。

実際には、翌2023年もケガの連続で苦しんでいた高野遼。

しかし、2023年の負傷については、一切リリースはありませんでした。

リリースするか否かの判断基準はよくわからないんですよね。チームの作戦上、あえて公表しない事も考えられますし。

一方で、2023年の左サイドバックは松原后が大車輪の働きをしていましたし、ベンチには小川大貴が控えていたことから、

「もしかしたら、この2人との競争に勝てなかったのか・・・?」

と、考えた時期もあったのですが、そうではありませんでした。

苦しい負傷との戦いについては動画を見て頂きたいと思います。


この動画でもう一つ感じたことは、横浜F・マリノスの喜田拓也選手の存在。

高野遼の横での話を聞く喜田選手の雰囲気が凄くイイ。

1994年生まれの同期。

幼いころから互いを良く知る間柄だからこそ、なのかもしれません。

悔しさと辛さを押し殺しながら、ケガで戦った日々を語る高野遼。

その横で喜田選手は、焼き肉を焼き、白米をパクパク食べている。でも高野遼の言葉一つ一つに大きく頷いている。

当然、動画撮影のカメラは回っていてほかにもスタッフの方も何人か同席しているんだけど、たった二人で焼肉を食べに来ている状況を観ているかのような自然な雰囲気。

高野遼の話をひとしきり聞いて、喜田選手は

「心が痛かったもん」

と率直に感情を伝えるところ。
喜田選手の誠実な人柄を表しているように感じました。

高野遼が横浜F・マリノスからジュビロ磐田に完全移籍したのが2021年。古巣を離れて今年で4年目になっていましたが、それでも試合に出られない状況の高野遼を心配して連絡を取って支えていた喜田選手。

ジュビロサポーターの一人としても嬉しかったです。

「この経験は繋がる。」「全然これからでしょ。」

残念ながら、その場所はジュビロ磐田ではなくなってしまったけど、SC相模原に舞台を移して再起を図る高野遼が楽しみで仕方ないです。

喜田選手も語っていましたが、左サイドを爆走する高野遼が再び見たい。

2021年9月11日のアウェイ千葉戦のように。

ヤマハスタジアムで爆走する姿が見られないのは、本当に残念だけれども、SC相模原できっと元気に駆け抜ける高野遼が復活すると思います。

そのプレーを楽しみに待っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と高野遼のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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