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ジュビロ磐田の新章:ツインタワーと石田雅俊

2024年3月30日。

J1リーグ第5節「鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田」ついにスタメン発進したツインタワー

マテウスペイショット & ジャーメイン良


ジャーメイン良とマテウスペイショット

今季5得点で、現時点J1リーグ得点ランキングトップのジャーメイン良。

そして、今季新加入の190cm大型フォワードのマテウスペイショット。

磐田は長らく4-2-3-1のシステムでしたので、FW2人を最前線に並べる布陣は久しぶりでした。4-4-2を採用していた2020年以来だと思います。


2021年オフにルキアン小川航基が退団して以降、なかなかエースストライカーが現れなかった磐田。昨年、後藤啓介が彗星のごとく現れましたが、大きな期待を背に在籍1年でベルギーに羽ばたいていきました。


従い、このジャメ&ペイの二人が鹿島ゴールに向かって走り込む姿は、磐田の新たな攻撃のスタイルとして期待で胸が膨らむ思いでした。


ただ、一方で懸念も感じました。

今季初のフル出場となったマテウスペイショットですが、試合終盤の85分29秒あたりで、足を攣りかけていました。

「もう一人CFができる選手がいて欲しい」

この試合控えには、藤川虎太朗など得点が期待できる選手も控えていましたが、どちらかといえば二列目の選手。

ジャメ&ペイに替わるCFの選手がいませんでした。

磐田には今季加入したFWウェベルトンがいるのですが、残念ながら負傷のため離脱中。


そうなると、私は、この選手に是非とも出てきて欲しいのです。

石田雅俊

今季まだ公式戦出場は有りません。
ベンチ入りもありません。

負傷やコンディション不良で無いのならば、今が絶好のチャンスだと思います。

磐田ではMFではありますが、昨年韓国Kリーグ1部で22試合5得点3アシストを記録しています。

先発ジャメ&ペイで、後半から石田雅俊が出場して攻撃のギアを入れることができれば、試合終了まで磐田の攻撃が衰えることは無いはず。


そして、石田雅俊の試合出場を望むもう一つ理由があります。


以前私は石田雅俊入団の際、以下のnote記事を書きました。

市船のエースと呼ばれながらも、Jリーグでは期限付き移籍を繰り返し、結果を残すことができなかった石田雅俊。

契約満了となり、韓国で苦労の末に結果を残し、Kリーグファンに愛された男。

磐田入団に当たり、期待を込めて記事を書きました。

その時にも取り上げた以下のNumberWebの記事。そこには、「再びJリーグの舞台に立ちたい」という石田雅俊の思いがありました。

その時の石田雅俊の言葉を改めて記します。

特に京都とか……これまで僕が在籍したチームのサポーターの方々がこれを読んでくださるのであれば、またいつか日本でプレーすることになったとき、あの頃とまったく変わった自分の姿をお見せしたいと伝えたいです

NumberWebより

京都は、かつて在籍し契約満了となったクラブ。

その京都、そして京都サポーターにその姿を見せるチャンスなのです。

京都サンガF.C.とのアウェイゲームは、4月6日(土)に迫っています。

サンガスタジアムに立つ石田雅俊の姿が見たい。韓国リーグでの苦闘を経て一回りも二回りも成長した姿を見せて欲しいと思います。


一方で横内昭展監督

「ポジションはプレゼントしない」

という主義を徹底して貫きます。

よって、かつての古巣であったとしても、チーム内の競争に勝たねば、横内監督は石田雅俊に出番を与えることは無いでしょう。


鹿島、新潟、京都と3連戦に挑んでいるジュビロ磐田。

既に終えた鹿島戦では、ジャメ&ペイコンビがフル出場したことから、次節新潟戦はターンオーバーする可能性が高いです。


石田雅俊はこのチャンスを掴み、京都戦出場を果たして欲しいと心から願っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。


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