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Danny O'Brien氏による彫金の魅力

・サウンド以外のギターの付加価値
ここでもう一度Danny O'Brien氏による彫金の魅力について語ってみたいと思います。
そもそもギターは楽器ですので、いちばん大事なのは「音(サウンド)」なのは間違いありません。
しかしギターにはサウンド以外にも様々な付加価値・魅力があります。
ブランドのイメージ、ブランドロゴなどもその一つです。
ヘッドに憧れのブランドロゴが付いたギターを眺めているだけでテンションが上がるという方もいらっしゃるでしょう。
また、ギターには造形、手触り、材質、色、塗装、木目、ピックアップ、重量、金属パーツ、ネックの組付け方法などなど、音と直接関わりのあるもの・ないものを含め、とにかく様々な要素があります。
更にビンテージと呼ばれる50年代、60年代のギターともなると、製造年毎の微妙な仕様の違いや組み立ての方法、経年変化によるウェザーチェックや退色の具合、塗装のヤレ、傷、打痕なども評価の一つとなって来ます。

・ZEMAITISの魅力
そんな中でもZEMAITISというギターはちょっと特殊な存在です。
ZEMAITISは英国で1955年にトニー・ゼマイティス氏が立ち上げたブランドですが、盟友である彫金氏ダニー・オブライエン氏との出逢い、そして、ダニー・オブライエン氏が彫金した大判のメタル彫金をギターに貼り込むというアイデアによって生まれたメタルフロントやディスクフロントが見た目の豪華さとサウンド面も相まって大きくブランドの認知度向上に寄与したように思います。

・Danny O'Brien氏による彫金
ZEMAITISの場合、何と言っても最も注目されるのはダニー・オブライエン氏による彫金の美しさではないでしょうか?
キラキラと煌く美しいZEMAITISのギターは、ギターを演奏しない人でも思わず見とれてしまう美しさがあります。
いわばZEMAITISのギターは「トニー・ゼマイティス氏とダニー・オブライエン氏の合作の作品」であり、その彫金の素晴らしさは他のギターでは味わえない独特の素晴らしさがあります。
ダニー・オブライエンによる手彫り彫金の立体感、3D感覚は写真では伝わりにくいので是非実物を見ていただきたいですね。
神田ギターベイスにはダニー・オブライエンが施した手彫り彫金をあしらった貴重なプロトタイプの在庫が多数ございます。
ご興味のある方は是非個別にお問い合わせ下さい。

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