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VシェイプのZEMAITIS MFV22登場!

ZEMAITISからVシェイプの新製品MFV22が発表されました。
Vシェイプのギターと言えば、言わずもがな1958年にデビューしたギブソンのフライングVがルーツです。
コリーナ材を使用した1958年製初期型のいわゆる「コリーナV」と、1967年以降のマホガニー材を使用したものとに大別されますが、シンメトリーなボディの形状は共通しています。
変形ギターは色々ありますが、Vシェイプはギター史上最もインパクトのあるボディシェイプと言っても良いかもしれませんね。
座って弾けない、ギタースタンドを選ぶ、持ち運びが大変、尖っていて危ない、専用ギグバックが必要、ケースに入っていてもすぐにそれとわかってしまうなど、色々苦労はありますが、その存在感は圧倒的です。
また、その形状からは意外とも思えるほど癖がなく扱いやすいサウンドは、ハードロックからブルースに至るまで様々なアーチストに愛用されて来ました。
V型のギターを使っているギタリストと言えばMichael Schenker、Rudolf Schenker、Marc Bolan、Jimi Hendrix、Rick Nielsen、Albert King、Paul Stanley、Lenny Kravitzなどが思い浮かびますが、国内アーチストのZEMAITISのVシェイプメタル仕様の使用アーチストと言えばやはりDAIDA LAIDAのKENTAROさんですね。
伝統のヘッドストック形状とシンメトリーなデザインのVシェイプはやはりカッコいいです。
さて、今回ZEMAITISより新たに発表されたMFV22ですが、ハイ・フレットでの演奏性を考慮し1弦側のボディーを若干カットしたオリジナルのVシェイプ・ボディーとシンメトリーなデザイン、伝統のヘッドストック形状が印象的で、ボディーとネックには良質なマホガニー、フィンガーボードはエボニーを使用しています。しかも安心の国内工場生産。
スケールは635mm、セット・ネック・ジョイント、ミディアム・サイズの22フレット仕様。
ボディー・トップの大きなアルミ合金プレート全面に、ゼマイティスらしいリーフ・デザインの彫金装飾が刻まれたクラシックなルックスが特徴です。
ゼマイティス・オリジナルのアルミ合金を使用したブリッジ&テイルピースはゼマイティス独自のトーンを生み出します。
アルミ合金を用いたヘッドのダイアモンド・エンブレム、トラスロッド・カバー、テイルピースやピックアップ・リングをはじめ、コントロール&スイッチ・バック・プレートに至るまで彫金を施しています。
指板のインレイはドットですが、12フレットにはダイヤが使われております。
ピックアップは、メタル・カバード・タイプのDragon Classicハムバッカーを2基搭載、コントロールは定評のあるCTSポットを使用し、シンプルな1ヴォリュームのレイアウトで、スイッチクラフト製の3ウェイ・ピックアップ・セレクター・スイッチを備えています。
ヴォリューム・コントロールとスイッチは演奏中の素早い操作が可能な位置に配置しています。
また、ヴォリュームを絞った際にもフル・ヴォリュームと変わらないトーンを実現するトレブル・ブリード・サーキットも導入しています。
アウトプット・ジャックは信頼性の高いスイッチクラフトを使用し、ボディー・トップに配置しています。
さらに糸巻きは信頼性の高いゴトー製で、激しい演奏でもチューニングの狂いを最小限に抑えるロック式チューナーを使用しています。
強いアタックや鋭いトーンを引き出すため、このモデルには敢えてニトロセルロース・ラッカーを使用せず、ポリウレタンを使用したマット・フィニッシュを採用し、カラーはナチュラルとブラックの2タイプで、ハードケースが付属します。
KENTAROさんファンの方のみならず、インパクトのある美しいギターをお探しの方には最高の一本と言えるのではないでしょうか?
生産台数の少ないモデルとなっておりますのでご購入をご希望方は是非お取り扱いの楽器店でご予約されることをお勧め致します。
Kanda Guitar Baseでもお買い求め頂けますので是非お問い合わせください。

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