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御茶ノ水か?お茶の水か?

神田ギターベイスのある御茶ノ水楽器センターは「御茶ノ水」
JR御茶ノ水駅の看板は「御茶ノ水」
東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅は「御茶ノ水」
東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅は「新御茶ノ水」
駅前のお茶の水橋は「お茶の水」
お茶の水博士は「お茶の水」
お茶の水女子大学は「お茶の水」(だいぶ遠いところにありますが….)

いったいどちらが正しいのでしょうか?

お茶の水の由来
お茶の水の地名の由来は文字通り、「お茶」の「水」がこの地にあったからということのようです。
江戸時代、徳川家のお茶を淹れるための水がこの地から湧いていたことに由来。
JR御茶ノ水駅のすぐ近くに石碑があり、このように書かれています。

慶長の昔、神田山の麓に高林寺という禅寺があった。 
ある時、寺の庭より良い水が湧き出るので将軍秀忠に差し上げたところ、
お茶に用いられて大変良い水だとお褒めの言葉を戴いた。
それから毎日この水を差し上げる様になり この寺を「お茶の水高林寺」と呼ばれ、この地域を「お茶の水」と呼ぶようになった。
時代の変遷と共に失われ行くその風景を惜しむ、心ある人達がこの碑を建てた。
お茶の水保勝会 坂内熊治
高林寺 田中良彰
昭和32年9月9日

この石碑は昭和32年(1957年)に立てられたのですね。

「お茶の水」表記と「御茶ノ水」表記
お茶の水の表記は「お茶の水」と「御茶ノ水」があります。 「お茶の水」と「御茶ノ水」の違いを皆さんはご存知でしょうか? 実はこの違いにも歴史的背景があるのです。 「お茶の水」は東京都千代田区神田駿河台から文京区湯島あたりまでの地域ですが、「御茶ノ水」という表記のしかたもあります。(Google Ai検索)

色々調べましたが、明確な答えは得られなかったものの、
駅名としては「御茶ノ水」が、地域名としては「お茶の水」が使われることが多いようです。
道路標識など主に地域名には「お茶の水」「御茶の水」表記が使用され、主に駅名関連には「御茶ノ水」表記が使い分けられている。
ということのようです。

ちょっとまだモヤモヤしますが、今回はそんなところで。

お詳しい方がいらっしゃいましたら、コメント頂けると幸いです。

そういう意味では御茶ノ水楽器センターは「お茶の水楽器センター」の方が正しいのかもしれないですね。

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