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化粧品好き女子大生3人が考えた『コレ、流行ってます!』

女子大生視点から2019年に日本・韓国・中国のそれぞれで「流行った」化粧品やメイクの違いについて分析してみました。特に中国のメイク方法は中国人留学生の視点から紹介していますので、本場のメイクをしてみたい方には必見です。

2019年に日本・韓国・中国でヒットした商品は?

2019年にヒットした化粧品を@cosmeやブログサイト、中国の通販サイト(淘宝網)などを参考にピックアップし、トップ3に共通する特徴を考えてみました。オルチャンメイクや中国風メイクにチャレンジしたいという方はぜひ参考にしてみてください!

① 日焼け止め
日本

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日本で人気の日焼け止めはミルクタイプです。UVカット率が高いのはもちろん、汗で落ちにくいウォータープルーフかつ石けんで落とせるものが人気です。また、トーンアップ効果があり化粧下地としても使えることも特徴です。

韓国

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韓国の日焼け止めの人気は乳液タイプとスティックタイプが多く、韓国人は肌が白いというイメージがありますが、メイクの効果だけではなくSPAとPAの高い日焼け止めがしっかりと肌を守っているからです。また、スティックタイプは滑りが良くて手を汚ごさずに塗れるところが人気です。

中国

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中国人が一番よく使う日焼け止めはミルクタイプとスプレータイプです。スプレータイプは便利で、美白の機能もあります。それから、スプレーのタイプは中国で一番人気の商品になります。中国で生産された日焼け止めは敏感肌の改善効果や紫外線から隔離し、日焼けの部分を修復するためにも使われます。

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② ファンデーション
日本

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パウダータイプ、リキッドタイプ、クッションタイプなどいろいろありますが、日本ブランドが集中しているパウダーファンデーションについて紹介したいと思います。日本のトップ3を資生堂のブランドが独占しています。軽い着け心地で、透明感やナチュラルなイメージに仕上げてくれます。

韓国

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韓国人の美白を作るのに欠かせないのがファンデーション。そんな美肌を作り上げるのがクッションファンデーションです。片手で簡単に塗ることができて、カバー力が抜群で保湿までしっかりとしてくれるという優れものです。クッションファンデーションは韓国人の美肌美白をつくりあげる必須アイテムとなっていてとても人気です。

中国

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中国人が使っているファンデーションはアジアの女性に向けた肌デザインです。中国の気候は地域によってかなり違っていますので、乾燥している北方には潤い型のファンデーションがありますが、気候が湿っている南方にとっては、さっぱりタイプのファンデーションを作ることが多いです。

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③ アイシャドウ
日本

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発色がよいのはもちろん、色持ちが長いものが増えました。日本の流行に合わせて、単色でも多色でもグラデーションできるように改良されています。ラメ粒子が大きいものは華やかな印象になり、小さいものはエレガントな印象に仕上げてくれます。

韓国

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ラメが入っているアイシャドウがほとんどで、目をキラキラさせてツヤ感のある目に仕上げるのが特徴です。また発色がよく目元を華やかにしてくれます。種類がたくさんあるパレットが人気で、いろんなカラーを楽しむことができ、色んなカラーのメイクがパレット一つあればできます。

中国

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中国産のアイシャドウはOLに似合うの日常の出勤に使える色と20代の大学生用のキラキラした可愛い色があります。今一番人気があるのは、持ちやすい液体アイシャドウです。アイシャドウとして、ハイライトとしても使えます。色がたくさんありますので、買う人が多いです。

アイシャドウの比較まとめ
日本:気に入った色だけを使えるように単色売り~4色くらいのパレットが多い。
韓国:何色も一度に使うため9色くらいの多色パレットが多い。
中国:持ち運びに便利でハイライトとしても使用できる。

④ リップグロス
日本

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リップトップ3に海外ブランドがランクインしています。高発色で唇にうるおいを与えてくれるものが人気です。日本でツヤ感がでるものはもともと人気でしたが、最近では海外のメイク方法が流行しているためマットタイプも人気がでてきました。

韓国

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韓国のリップはとにかく色持ちが良く、華やかな発色が続きます。ティントタイプが人気ですが、マットタイプタイプのものも色づきがいいです。人気が高いティントタイプは食べたり飲んだりしても落ちない色持ちが良いものが多いです。

中国

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中国で一番人気のあるリプは故宮彫刻技術の口紅です。色の持ちがよく、乾燥した秋と冬にも潤いがあります。大部分のリップの包装も環境に優しいです。学生の消費者に対して、価格が安くて、デザインが特別なリップも販売しています。また、メイクや肌の色が違う人によって、色々なシリーズがあります。

リップグロスの比較まとめ
日本:海外ブランドが人気でツヤの出るものが人気。
韓国:ティント(落ちにくい)で、高発色なものが人気。
中国:本体には繊細な彫刻が施されているためデザイン性がとても高い。

日本・韓国・中国のメイク方法の違い

同じ東アジアの三カ国ですが、メイクの仕方には違いがあります。各国の流行のメイクを例に比較してみましょう。 (参考:MUAゆっこのシンガポール国際恋愛&移住生活『日本・韓国・中国のメイクの違い』)

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日本のメイク
日本のメイクは、“ナチュラルな可愛さ”です。肌はファンデーションを厚塗ぬりせず、素肌に近い色を選びます。アイメイクは、子どもような縦に大きい目に形を整え、リップはツヤ感のでるものを使用してうるうるにします。そして、一番の特徴はチークです。可愛く見せるためピンクを丸く入れます。他の国と比較してガッツリと入れるのがポイントです。日本のメイクは、“ナチュラルな可愛さ”です。肌はファンデーションを厚塗ぬりせず、素肌に近い色を選びます。アイメイクは、子どもような縦に大きい目に形を整え、リップはツヤ感のでるものを使用してうるうるにします。そして、一番の特徴はチークです。可愛く見せるためピンクを丸く入れます。他の国と比較してガッツリと入れるのがポイントです。

韓国のメイク
韓国のメイクはここ数年で流行に変化があるみたいで、最新は愁いを感じる「アンニュイ感」と素顔を生かした「ピュア顔」をおさえたメイクが特徴です。ベースは「うるうる水光肌」(ツヤ肌)に仕上げ、眉毛はふんわり「ソフトアーチ眉」。アイメイクは盛りすぎないナチュラルな抜け感を。アイラインは横長に。リップはアウトラインをぼかしてグラデーションにするのがコツです。

中国のメイク
中国では、肌は白くマットに仕上げます。キリッとりた印象になるようにアイラインは切れ長で太く入れることが多いです。チークはほとんどしない人が多く、アイシャドウも控えめな色が好まれます。日本人が想像する真っ赤なリップは30代の大人な女性や芸能人が付けていて20代ぐらいの女子にはピンクなどの可愛い色合いが好まれます。

まとめ

日本、韓国、中国の化粧品の種類や品質は違っていてそれぞれに良いところがありました。メイクの違いは改めて比較してみると全く違っています。それぞれの国の化粧品を使って「ナチュラルに可愛くなりたい」という人には日本のメイク、「神秘的になりたい」という人には韓国メイク、「キリッとした印象になりたい」という人には中国メイクというようにどの国もメイクの仕方はあまり難しくないと思うのでチャレンジしてみてはどうでしょうか?他の国のメイクにチャレンジすることで普段とは違う自分に出会うことができてメイクをすることが楽しくなるではないかと思います。

参考文献

@cosem『ベストコスメアワード2019 (2020/05/05)
Anessa「SPFとPAの違いって?賢い日焼け止めの選び方」 (2020/05/19)
Co log.『【2019年】美容オタクがオススメする人気韓国コスメ8選【ファンデーション】』 (2020/05/06)
Daily MORE『おすすめの韓国コスメ【リップ編】』 (2020/05/06)
LAURIER PRESS 『韓国アイシャドウ人気ランキングTOP5♡本当に使えるものだけ集めました◎』 (2020/05/06) 2020/05/06)
MUAゆっこのシンガポール国際恋愛&移住生活『日本、韓国、中国のメイクの違い』 (2020/05/05)
Spollup『【韓国で人気】日焼け止め2019オススメ スティック/下地/クリーム』 (2020/05/06)
淘宝網(2020/05/06)



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