努力なくして結果は出ない
私はじじいのくせにカジサック(キングコング梶原雄太)のyoutubeが好きだ。
家族や仲間とのほのぼのしたものではなく、芸人とのトークが好きだが、最近はめっきり少なくなった。月1くらいでyoutuberヒカルといっしょに「泥酔はしご酒」というトーク番組をやっているが、それが楽しみになっている。
12回目となる今回は、カジサックの友人でもあるインパルス堤下敦がゲストとなった。
堤下は、薬を飲んで車を運転したことによる謹慎があけたところだ。世間ではまだぼろくそ言われているが、芸人としての堤下を評価する二人が、三人での話をする。その最後の方で、ヒカルの質問に堤下が答える場面があった。
質問は、「ツッコミ力をあげるための努力があれば聞きたい」というものだった。
漫才師インパルスのツッコミである堤下は、マシンガンのように言葉を連発する。時に難しい言葉が出てきたりする。
こういうヒカルの質問を予想していたのか、カジサックがしきりに、「家では本を読んでるだろ」とずっと前フリしていた。
堤下が「何もしていない」と適当に言った後、ヒカルがもう一度聞く。「本当は?」
そこで、堤下が本音を話す。途中、おふざけも入るが、発言の中心は、以下の通りだ。
もちろん、「今の話は、誰にも言ったことないよ」と言い、ヒカルの質問だからこそ答えたと言っていた。カジサックは、堤下の趣味が読書だということは知っていたが、ここまでしゃべるとは思わず、こんな話は初めて聞いたと言っている。
つまり、大谷翔平の努力は有名だけど、そうじゃなくても、有名になった人はみんな、それなりに努力をしている。「努力してます」なんて言わない。言うのはダサいからだ。
でも、見ている子どもは、何も努力しなくても有名人になれる。有名人になりたい、と思う。
そうではない。努力しなければ何も始まらないということを再確認したい。
子どもたちにも、「勉強しなさい」だけじゃなく、もっと努力をするよう伝えよう。努力しなければ夢はかなわない。
三人のトークのyoutubeは三人で順番にながしている。本当はそちらを見てもらえばいいのだけれど、全部長い動画なので、その部分だけ書き起こした(意訳した部分もあり、文責は全て私にあります)。引用したセリフは、三本目の「堤下食堂」から。
追記
芸人などの特殊技能の人だけじゃない。一般人の労働にしても、人と同じことをしていたら何も変わらない。夢はかなわない。
無茶な超過勤務をする必要はないし、仕事がなければとっとと帰ればいい。
でも、ここはやらなくちゃという場面では、勤務時間関係なしでしなければならないことがある。それを全て超過勤務だといわれれば困ってしまう。
そんな愚痴をこの前書いた。その後で、このyoutubeを見たので、改めて私の愚痴を多くの人に知ってほしくなった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?