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無題

穏やかな 晩秋の昼下がり 

リビングの窓に 日差しが降り注ぐ’

斜め前の いちょうの木は その日差しの 半分を担当する

すると いちょうの葉っぱは 生き生きと呼吸しながら 踊り出す

よく見ると その葉っぱの影が リビングの窓に映っている


それは ちょうど・・

リビングの窓が スクリーンになって 

生きた光と影の 軽快なダンスの舞台になった

 

キラキラキラキラ ゆらゆらゆらゆら

少し風が 出てきたのかもしれないね

かわいい光のダンサーたちが 

左右に大きく揺れたり 細刻みに揺れたりしているよ


キラキラキラキラ ゆらゆらゆらゆら

知っておいたらいいかも知れない かわいい光のダンサーたちはね 

今この一瞬しか 踊ってくれないんだよ

気まぐれな子たちは 太陽のスポットライトが当たらないと

その日の公演は お休みになっちゃうのさ


キラキラキラキラ ゆらゆらゆらゆら

太陽のスポットライトが もっと光輝く時

かわいい光のダンサーたちだって もっとキラキラ輝くんだよ

そこに 野鳥さんたちの 透明なさえずり声が 響けば

気まぐれな子たちだって その聲に合わせて クライマックスを踊るんだ


木と風と 光と影と音たちは

今日も明日も いつでも どこでも 最高の演出をするのさ



(ヘッダー写真は、お借りしました。)





拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡