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新築ビルのエレベーターのボタン!

自国を離れて、通算25年にもなると・・・

ちょっとしたことでも、驚かなくなるようです。

海外旅行とか行くと「うっそ~!こういうの、あり~?!」という驚きなど皆さんもご経験があるように、私も来た当時はたくさんあったと思うのですが・・・

今では逆に、生活の中で何かひとつでも「うっそ~!」という発見に出会わないと、ちょっと物足りないというか、寂しいというか。

きっとそれが、「海外生活の醍醐味♡」なのかもしれませんよね?!


その「うっそ~!」によって、自分の中にある「常識」という範囲を超えて、思いっきり破壊してくれるその爽快感は、実は「今ここ、生きてる」という「生」の実感を伴い、その瞬間の刺激がたまらなかったりするのです。

たぶん日本にいたときは、こんな性格ではなかったと思うのですが、こちらに来てからというもの、心臓に毛が生えちゃったんでしょうか。「おっりゃ~!どこからでも、かかって来い!」的な図太さが、身についたようです。


前置きが、随分長くなりました。

今回、出会いました「うっそ~!!」は、以下です。


うちの事務所は去年、新築のビルに引っ越したんですね。そのビルにはエレベーターが2基あって、中には1階から8階までの各階へのボタンと開閉のボタンが、入り口には縦(健常者用)と側面には横(車いす用)の2か所があります。(☜ごく普通ですよね。)

入居して間もなくです。ひとつのエレベーターの縦の『閉マーク』ボタンが、ちょっと壊れていたようで『閉マーク』が、くるくる回っていたのです(笑)

これだけでも日本では「うっそ~!ありえない~!!」だと思いますが、これぐらいはまだかわいいもんでして。

ある時なんか、私がちょっと強く『閉マーク』ボタンを押したら「カタッ」と外れて、「コロン~コロン~」とエレベーター内の地面に転がっちゃったぐらいです(笑)

その時は「パコッ」と外れた『閉マーク』ボタンを拾い、差し込みながら「ほ~こういう構造だったんだ!面白いなぁ・・・そうだそうだ、こっちの『閉マーク』は危なかったんだっけ。横にある『閉マーク』を利用しないとね。」と、笑いながら友人たちと話していました。(☜こんなもんです。)

それ以降「これ、いつ直るのかな?」と思いながら、そのエレベーターの『閉マーク』ボタンを見ると・・・

せいぜいテープで、飛び出さないように貼られる程度だったりしました。まぁ~、横の『閉マーク』ボタンを利用すればいいですからね。


そして、ついに先日・・・

その昇りのエレベーターに、私と友人はおしゃべりしながら乗って、そのあと駆け込むようにスーツを着た男性が乗ってきたんです。

その方は縦の『2』のボタンを押したようなのですが、『2』が点滅しないようで、「おかしいな。」といいながら、横の『2』のボタンを押しました。


そして2階でその男性が降りた後、私たちは6階まで行くのですが・・・

「あれっ?もしかして『閉マーク』ボタンだけじゃなくて、『2』のボタンも壊れたのかな?」と思い、見てみたら・・・



きた~~~~~!!!!!

なんで、こんなことが~~~あり得るんだろう????!!!!


しかし、こうして、あるんですよ・・・


まぁ~こういう刺激が、たまらないんですよねぇ~~♪

人生は、本当に楽しいなぁ~~~!!と、こういう瞬間、思います。


今後、このエレベーターは、どうなるんでしょうね~?!

  

                      たぶん、つづく・・・


拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡