見出し画像

「お前なんでこれが出来ないの?」イラっとすることありますよね~ No.438

昨日も午前中から金融機関訪問やクライアントとの面談があり、その合間に新しい出会いがあり、夕食ではお久しぶりな方にもお会いし、充実した一日を過ごさせていただきました。

同じものを食べても誰と食べるかで違う料理と感じるくらい違いますね。昨日は料理も最高においしく、久しぶりの再会も最高の時間で食べ過ぎてしまいました。

写真のベーコンとチーズ最高でした!

新しい出会いも、懐かしい方との再会も必要なタイミングで起こっているのが良くわかり、ご縁の大切さを日々感じております。

毎日仕事を通してこういったご縁をいただき、またご縁が広がっていく事に感謝ですね。

日々充実感を得られる仕事をさせていただいている事にも感謝しながら、どうしたら相手に価値をお渡しできるかを考え、日々仕事に取り組ませていただいています。

昨日はクライアントのO社長との面談の中で部下との関係について話をさせていただきました。O社長のお悩みは「幹部の方にとにかくイラっとする」という話です。

どこにでもある話だと思いますが、一番重要な幹部の方に一番イラっとするという経営者の悩みです。

一番身近に接する方なので、よりその頻度も高いのだと思いますが、社内がそんな状態ではとてもつらい環境です。私も同じ体験をしたのでよくわかりますが、あまりひどいと経営者なのに出社拒否したくなくなります。

O社長も言われていましたが、「会社の業績は良いのにその方との問題だけで、会社の状況が悪いと思ってしまう」という状況です。

逆に言えばそれさえ解決すれば仕事は楽しく、やりがいがあり、業績も良いという素晴らしい状態です。

身近な方にイラっとする原因は主に3つあり、

1.自分が他人にいつもやっていて自分が一番いやだと思う事を相手がする
2.自分が出来て当然だと思う事を相手がしない
3.生理的にムリ

1は例えば自分がいつも人の欠点を発見し、ねちねちと責めるタイプの方が、自分が責められたときにイラっとするパターンです。

でもこのパターンの方の特徴は、自分が人に同じことをやっていると気が付いていない時は他人からされるとイラっとします。

しかし、ある時自分も同じことをやっていると気が付くと自分もやらなくなるし、他人がやっても気にならなくなります。

2は例えば、自分は人の話を聞くのが当たり前だと思って、ちゃんと人の話を聞いているという自負がある方が、相手が自分の話を聞いてくれない場合に起きるパターンです。

その時の感覚としては「なんで俺はいつも聞いているのに、お前は聞けないんだ」という感覚です。

思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分の正しさを押し付けて、相手が出来ていない事にイラっとするのですが、これをされると自分も相手の話を聞かないという反撃をしてしまいます。

O社長もご自分で気が付かれていましたが、O社長はこのパターンでした。

これを続けていると結果最初は相手の話を聞いていても、最終的にはお互いに聞かないという選択をし関係が壊れます。

3はもうムリですね。身近にいない方がお互いのためです。

人間なのでそういった感情が出る事もあると思うのですが、社内では非常にデリケートな問題になります。

しかし、一番問題なのはその方を選んだのは誰だという事です。自分で選んだのであれば責任は自分にありますので自分で解決する必要があります。

これが2代目社長などで、先代から務めている年上の方が部下になった時などにも起こりますが、なぜそう思うのかを考える必要があります。

その方の何が生理的にムリなのかをよく考えると原因がわかってきます。過去の自分の体験や、家族との関係からそう思ったりする原因が見つかると解消することもあります。

また、その方との共通の趣味などが見つかると意外と相手の良さがわかったりします。

究極的には、その方がいることが自分にとって課題で、どんな課題なのか、その課題をクリアするとどんなことが出来るようになるかなどがわかると、関係は一気に改善します。

そんなことを話しながら、O社長がスッキリされて帰られたので私もほっとしました。

二代目社長の伴走者として皆さんの伴走をさせていただけることを嬉しく思い、日々仕事をさせていただいています。

何か社内で気になることがありましたら一度ご相談ください。

上記のような経営者向けのパーソナルセッションも行っています。

今日の一言
イラっとする相手は自分を成長させてくれる

よろしければサポートお願いいたします。サポートいただいたお金は日々のビールやおつまみにありがたく使わせていただきます。間違っても募金箱や賽銭箱に入れませんのでご安心ください。