No.91 障がい者雇用について考える ご縁させて頂いたありがたさ

先日これから障がい者雇用を本格的に始められる方に会社見学にお越しいただき、お話させていただく機会を頂きました。
お二人でいらっしゃいましたが、お一人はご自身が以前は障害があり、お世話になったので恩返しがしたいという思いから、もう一人の方の障がい者雇用への想いは、「自分のお子さんが障害を持っているので何とかしてあげたい」という強い想いに裏付けられたものであると伺いこれならこの方達の事業は間違いなくうまくいくと感じました。

感動創庫®LFCでも障がい者雇用をさせて頂いていますが、弊社が障がい者雇用をスタートしたのは弊社の先代の社長が日本理化学工業の大山会長のお話を伺い、これはやらなければという思いからスタートしています。

先代にはそういった強い想いがありスタートしていますが、恥ずかしながら私自身はそれほどの思い入れがあったわけではなく、気がついたらスタートしていたというのが正直なところでした。
しかし最近強く思うのはそこで思い切って障がい者雇用をスタートしてくれた先代に本当に感謝しているという事です。
きっかけが無ければスタートできない障がい者雇用を始めてくれたこと、障害のある皆さんを家族として受け入れる環境を作ってくれたことです。

先日見学にお越しいただいた方が言われていた「(障害を持つ)娘は私の先生です。」という一言が本当に心に響きました。生まれ変わりという概念からすれば、彼らは自分で選択し障害のある人生を生きているという事ですが
そんな素晴らしい魂を持つ彼らに会社を通し家族としてご縁させて頂いている事、この事に本当に感謝です。

自分の家族としては生まれてこなかったけれど、大家族主義経営を行う会社の家族としてご縁させていただいた事は本当にありがたい事だと思います。
私自身も気持ちを新たに障がい者雇用に取り組み、地域の雇用のモデルとなれるよう進めていきます。

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