他社(者)のためを思い情報を公開する No.206

皆さま自分の持っている情報を必要な方にすべて公開出来ていますか?

昨日は着物や洋服のレンタルサイトを運営されているRENCA様を訪問してきました。
自社でも着物のレンタルを行われていますが、それと共に約40社が集まるレンタルサイトも運営されています。

弊社でもレンタルの倉庫運営が出来れば業務の幅が広がるので、預かり方法やシステム、管理の仕方やクリーニング方法などを色々と伺いましたが、どの質問に対しても真摯に対応いただき、何より驚いたのは自社が開発したようなノウハウについてもすべて隠さず教えていただきました。

普通は自社独自のノウハウがそのまま会社の優位性になるので、あまり公開したくないと思うのが普通だと思いますが、RENCA様は全て公開する事がネットでのレンタル業界の発展につながるという信念ですべて公開されているようです。

同じような話に福岡の辛子明太子を商品化した「ふくや」の川原社長も明太子の製法をすべて公開したことで、現在福岡の名物として辛子明太子が定着したという話が有ります。

自社だけの発展でなく業界全ての発展を思い、情報を公開する事が結果として自社の発展も助けるという事に繋がります。
もちろん何事もすべて公開できるものでは無く、特許のような公開できないものもありますが、自分だけでなく周りの幸せも考えられるような行動が出来るようにしていきたいと思います。


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