あなたは自分が問題だと思っている事の原因にフォーカスしていますか？

昨日は月一定例の友人の経営者で集まり意見交換を行いました。気心の知れたメンバーばかりですので毎回かなり深い話が出来てとても良い集まりで、今回もかなり深い話が出来ました。
そんな中で、皆さん会社や家庭で色々なトラブルが起こるのは当たり前ですが、意外にその原因にしっかりとフォーカスしていない事に昨日の会話で気が付きました。

問題が起こると色々な対処法があると思いますが
①問題に触れずスルーする（見ないふり）
②表面的な対応でやり過ごす（その場しのぎ）
③その場は対応し、原因を調べ対応策を考える（未然防止）
④その場は対応し、問題を受け入れ、真因を究明し対応する（問題解決）

例えば従業員のコミュニケーションのトラブルの場合でも、いつも言葉の悪いメンバーに対し
①ムッとするが何も言わない
②「その言い方はよくないよ」と言う
③ミーティングを行いなぜそんな発言をしたかを聞いて反省を促す
④何に対して怒りの感情が出ているかを確認し、どうするとその感情に向き合えるかを伝え、どうすればよいかを話し合う。

上記のような段階があると思いますが、なかなか④まで考えることは少ないと思います。
しかし本当に問題を解決するには、本当の原因＝真因に向き合わなければ同じ事象が何度も出てきます。

上記のような問題行動を起こす方も、何か会社に不満がありそれを言葉の悪さで表現していたりしているだけかもしれません。
休みが少ない、仕事にやりがいがない、上司と馬が合わない等、本人が思っている問題を解決していく必要があります。

会社で起こる問題の８０％以上は人間関係で、人間関係をクリアにしていくにはまず対話することです。
相手の話をしっかりと傾聴し、自分の意見を明確に伝えるこの繰り返しでしか問題は解決できません。

お互いがキャッチボールになる会話を進め、問題の真因を解決していきましょう。

今日の一言
対話をし真因を解決する

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