「努力をすれば報われる」それって本当ですか? 報われていなければ何かが違うのでは No.286

あなたの視力はどれくらいですか?
裸眼で回りをはっきり見えますか?

私は高校のころパチンコのやりすぎで視力が下がりかれこれ30年ずっと眼鏡生活をしているのですが、最近問題が出てきて近視プラス遠視(老眼)が進行し近いところが見えにくくなってきています。
まだ完全な遠近両用の眼鏡をするほどではありませんが、マイルドな遠近両用メガネにしてもらっています。
それでもパソコンでの作業や読書の際は眼鏡をはずすようになりましたが、焦点が合っていないと疲れますよね。

昨日一昨日と「ビジョン」の話と「フォーカスすることの大切さ」について書きましたが、今日はその続きで焦点が合っていないと疲れるという話をします。

ビジョンがなければ行動も定まらず、ふわふわしているので問題外なのですが、ビジョンがあってもそこにどれだけ日々フォーカス(焦点を合わせること)が出来ているかが大切です。

例えば働き方改革が叫ばれて久しい日本も少しずつ変わってきましたが、以前は「残業は美徳」のような考え方があったと思います。
「業績を上げる」というビジョンに向かって進んでいくために、管理職は業務が多く、日々残業になるのはある意味しょうがないかもしれません。しかし、それに付き合って上司が帰るまで仕事もないのに残業しているというのは無駄でしかありません。焦点が合っていない努力は疲れるだけで何も生みださないという例です。

もう一つの例は例えばゴルフを始めた方が、「スコアを上げる」というビジョンに向かって素振りをするのですが、我流でいくら素振りをしても筋肉はつくかもしれませんが上達はせず、逆に変なフォームが身についてスコアが上がりにくくなってしまいます。

前者の例でいえば、「残業すればよい」という意識で仕事をしているといつまでも残業体質は変わらず、労働時間は短くなりません。
しかし、「どうしたら残業は無くなるか」という視点で取り組めば、仕事を短くする方法を考え、考えていけば短くする方法も見つかります。
この、「業績を上げる」というビジョンに向かうために、どうしたら残業は無くなるかという視点に注力するのがリーダーの仕事であり、フォーカスをするということです。

後者の例でいえば、レッスンプロなどにきちんと正しいフォームを教えていただき、正しい努力をしていけば自然とスコアは上がっていきます。

眼鏡も仕事も焦点が合っていないと疲れますね。
皆さんも自分の努力が「ビジョン」に向かう正しい努力かを見極め正しい努力をするようにしていきましょう。

そんな私もようやく努力が報われていない理由が明確になりましたので、今必死に正しい努力かどうかの見定めをしています、、、、

今日の一言
正しい努力をしているか意識する

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