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デザイン初心者がいちばん先に読むべき本

どうもはじめまして。
兼本康平と申します。
私は未経験からWebデザイナーを目指して勉強しています。

これまでに、デザインに関する本をたくさん読み漁って、辿り着いたのが今日ご紹介する本です。

「伝わる」デザインの考え方

はい、この本何がすごいのか。
結論から言います。

  • 「デザインの考え方」について書かれてある

本のタイトル通り、これに尽きるんです。

世の中には数多くのデザインの本が存在していますが、デザインの考え方について書かれてある本は多くありません。

私もそうだったのですが、デザインの初心者は、デザインと聞くと何かとセンスの世界だと思います。

だから、気合を入れてカッコいいもの、可愛いものを作ろうとするのですが、そもそも考え方が違っているというのです。

  • 「すぐれた」デザインではなく、「伝わる」デザインを

本書は、冒頭で読者のデザインの対するイメージをいい意味で覆して始まります。

その上で、デザインのフローを1から詳しく「段取り」として説明しています。これは、デザインの前段階の作業です。

6つの段取り(準備)

  1. 目的を考えよう

  2. 参考を探そう

  3. 形を決めよう

  4. 情報を整理しよう

  5. 世界観を決めよう

  6. ビジュアルを準備しよう

これを、手書きまたは、今ではMiroなどのサービスを使って「段取りシート」としてまとめます。

これをもとに、デザインを考えていくという流れです。

デザイン制作

  1. 書体

  2. ビジュアル

  3. 配置

  4. 用紙と形

  5. 印刷

このように、「段取りシート」をもとにデザインを制作することで、ただのかっこいいデザインで終わらず、ちゃんと目的を果たした伝わるデザインになるんです。

私は過去に大学のサークルで、ポスターやパンフレット、Webサイトまでつくった経験があるのですが、もちろん何も知らないで感覚に頼って作っていました。

結果、できたものは中にはよくできたと思えるものがあったとしても、目的を果たせていたのかどうかは謎です。
これって、もし仕事だったらほんとNGだなと思います笑

まとめ

くり返しになりますが、この本のすごいところは、デザインに対する考え方を覆してくれることです。

特に、作ることが好き、とか、絵を描くこと、写真を撮ることが好き、とかアーティスト寄りの方に本当におすすめします!

みなさんのデザインの勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。


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