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道志川の続き

道志川、紅葉を逃すまいと毎週通ってたのでした。

始まりはいつもの大磯海岸で石を積んでる横で化石を掘っている人と仲良くなり「今度道志川に砂金堀りに行くんですけど、一緒にどうですか?」と誘われたことでした。

道志川の砂金堀りと来れば一獲千金の血も騒ぐのですが、とうぜん石積みの血も騒ぐわけで…

やっぱり滔々と流れる谷は美しいですよね。ましてや紅葉が待っているのですから。

車をキャンプ場の駐車場に停めて、川を渡ること数回。橋がかかってるのは最初だけであとは膝上〜太腿までの流れの中を深みにはまらないよう気をつけて渡ります。胸までのウェーダーと言うサロペットのような長靴を履いているのですが流されるとヤバいです。

毎週同じ時間を過ごすようにして谷に入る光の具合も確かめるようにしています。そうする事である瞬間だけ水面が紅葉の反射で染まるのも分かるようになります。

それに何度か通う事でそのエリアにある石の特徴やクセのようなものも理解できるようになり石積みのバリエーションも増えて来ます。この河原でふと見つけた貝の化石は1,000万年前に海底だったところが今は1,000m超えのお山になっている岩盤から出て来たものだそうです。

まぁそんなわけで毎週道志川に通って撮れた写真がこちら。

ただ漠然と撮っても撮れません。ガラスフィルターのCPLフィルター、GND8ミディアム、リバースGND8ミディアム、ND1000の4枚を使っています。
たくさん撮った中からこれぞ!と言う1枚を選び現像ソフトで仕上げてゆくのはとても楽しい時間です。

もう関東はそろそろ終わりに近づいてますが「いつか紅葉を追いかける石積みツアーに行けるといいなぁ」と遠くを見ています(^^)

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