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女性の健康と健康経営

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とはよくいったもので、今年はお雛様を飾ることもなく、早々に年度末を迎え、弊社の第1Qは、はや終わろうとしています。

さて、健康経営アワード2024(3月12日、13日開催)で、健康経営銘柄、健康経営優良法人認定企業が発表されました。
受賞された企業の皆様、本当におめでとうございます!
ご支援させていただいたお客様が連絡をくださり、私も一緒に喜びを共有させていただきました!
そして、喜びも束の間、早々に、3月15日の健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループ(第11回)で、認定状況等と、健康経営施策の今後の展開の議論が展開されました。

ワーキンググループでの内容について、桃の節句、国際女性デー等、女性関連イベントが多い3月なので、女性の健康について注目したいと思います。
余談ですが、訪問先のお客様のオフィスのミモザがとても印象的でした。

女性特有の健康課題による社会全体の経済損失は、年間約3.4兆円と推計されていますが、職場の支援状況について、従業員(女性)と企業側の意識は次のようになっています。

【従業員(女性)】
・7割が健康や体に関する十分な支援がないと感じている
・望むサポートは、上司・周囲の理解

出所:健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループ(第11回)資料

【企業側】
・約3割が、何をすればいいか分からない
・約2割が、当事者である従業員と話ができない

出所:健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループ(第11回)資料

女性従業員側の支援ニーズに対し、企業側は、”ニーズを把握しづらく、何をすべきか分からない” というずれが生じているようです。

こういったことは、女性の健康課題に限らず、企業内でおこる「あるある現象」ではないかと思います。
企業側は、解決策を一気に捻りだそうするのではなく、従業員の声をこまめに拾い上げることのできる環境づくりと姿勢が大切です。
その素地をつくることにつながる方法の1つが、健康経営の推進ではないかと思います。

お客様とともにフィードバックシートを丁寧に振り返り、次年度に向けたスタートを切りたいと思います!

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