短歌 #01 少女

二人して黙っていたら潮騒で胸いっぱいになってしまった

目をつむるそのやわらかな頬覆う光り輝く産毛の草原

音読の順番まわる授業中目は教科書に耳はあなたに

身に纏うレモンの香りさわやかに少女(おとめ)は甘い匂い秘(かく)して

はじめてのうなじをあたる剃刀の刃を確かめる少女(おとめ)の指先

#短歌 #少女

ありがとうございますサポートくださると喜んで次の作品を頑張ります!多分。