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うっかり

人はうっかりする生き物だ。

うっかり宿題を忘れたり、うっかり約束を忘れたり、うっかり相手の名前を忘れたり、うっかり階段を踏み外したり、うっかり会議で寝ちゃったり。

うっかりうっかりな人生だ。

いいんです、たまにはうっかりしたって。もちろん開き直ってはいけないけれども、誠意を持って謝罪したり、細かくフォローや微調整をしたりして、きちんとリカバリーするということも大事な経験だと思う。

でもうっかりしてはいけない事やシーンもある。車や電車や飛行機の事故など、多くの人命に関わるものなどがそうだ。

だから小さなエラーで「あ、いけない!うっかりしてた」と身を引き締めて大きなエラーにならないように気をつけておくことは大事で、さらに特に重要な事故防止については、様々な手順を考えて工夫したり、何重ものチェックをしたりしてそれを予防するようにしてあるものだ。

ここのところの重大な交通事故……。
被害に遭われた方には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

高齢者に重大事故が多いことから、最近は運転免許証に年齢の上限を設けるなどして何歳までに返納させるという案もテレビで見る。

年齢で切ってなんとかなるのだろうか?

勿論、高齢になってくれば判断力の衰えなどはどうしようもなくある。だが車なしでは不便な地域に住んでいる人はどうすれば?

単純に切っておしまいにはできない感もある。

と思っていたら、数日前にこんなハガキが来ました。

今乗っている車(プリウス)に後付けで「踏み間違い加速抑制システム」を取り付けられるというものらしい。

とりあえず、返納するかどうか考えていた人であるならば、83,300円で返納までもうすこしの猶予を得ることもできる。

車会社も何も対策を講じていないわけではないのだなぁ。自動運転にはまだ懐疑的な私だが、70半ばの親がまだ運転しているのが心配なので、今度会ったとき(親はアクアに乗ってるんだが、多分同じようなシステムの連絡はいってるのだろうから)、二者択一を迫ってみようかと思う。

え? 私?

私は……。

もうちょっと考えさせてください(^◇^;)




#エッセイ
#運転免許返納
#踏み間違い加速抑制システム
#うっかり

ありがとうございますサポートくださると喜んで次の作品を頑張ります!多分。