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読書の秋です!

『CALLING』

 僕が彼女のことを知ったのは、ネットの動画投稿サイトで偶然その歌声を聴いたのがきっかけだった。どんよりとした梅雨空が続いていた。動画の方も曇天模様のいつかの休日の昼下がり……夕暮れ前といった感じか。どこかの公園にある円形劇場のような所で彼女は歌っていた。投稿者はその会場の観客の一人だったようだ。遠目だったので、彼女の容姿についてははっきりとは分からないが、静かな佇まいで、その歌声は美しく澄んで、どこか寂しげながらも人を惹きつけずにはおられぬ何かがあった。それ以来、気づくと僕は日に何度もその動画を再生していた。しかし今日また見てみたら、それは削除されていた。


#小説 #季刊マガジン水銀灯
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続きは「季刊マガジン 水銀灯 vol.2」で!!

 なんだ、宣伝かよ!

 って、はい、すみません。宣伝なのです。紙の本としてご注文いただいた方には、心より感謝しております。誰からも感想を頂いてないので、正直微妙な内容だったかしらん……と思いつつも、いやいや、私の大好きな小川未明先生の『赤い蝋燭と人魚』へのオマージュなのだから、多分……おもしろい、筈?いや、私はいつか漫画にできたらなって思っていますよ。

 海と冒険がテーマで、私にはなかなかのハードルでしたが、主人公を冒険へと誘った結果……さて、どうなったかは本編をお楽しみに。N県の海が舞台です!

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 昨年の冬に出した「季刊マガジン水銀灯 vol.1」では『雪童子(ゆきわらし)』というお話を書かせて頂きました。

 こちらは、主人公は「雪童子」の派遣と教育をしている女性で、とある引きこもりの少女を雪童子として預かり、雪国N県(またもやN県⁉︎)でともに働きながら少しずつ心を解放していく……というお話です。ひゅーまんどらまです!ヒューヒューだよ!(違います)

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 こちらの↑vol.1は置いてないかもしれませんが、vol.2の方は11/23の文学フリマ(Bottle-of-Coffeeのブース)に置いていただくことになっています!あの、日本動物児童文学賞で大賞を受賞された海見みみみさんのここでしか読めない作品も勿論載っております。

 あの時申し込めなかった方も、この機会に是非いかがでしょうか。

_φ( ̄ー ̄ )

 あ、OZZY-ZOWプロジェクトさん率いる文藝集団、Bottle-of-Coffeeでも1つ挿絵を書かせて頂きました。キャッキャウフフ💕なお話です。

 そもそもは、OZZYさんのバースデープレゼントとしてオジーさん女体化イラストを私が贈ったのが物語のきっかけだったそうで……よ、読むしかないじゃない!!と鼻息荒く読ませていただきました。いやん、なにこのこじらせサブカル眼鏡女子……萌えるわ。って私が描いたのか。わはは。イチャイチャしやがって、この!

https://note.mu/ozzyzow/n/nff7d02f25c3c

 こちらの本の方がメインのブースです。
 11/23(木)です。是非とも、よろしくお願いします!!

#文学フリマ
#BottleofCoffee
#BoC

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ありがとうございますサポートくださると喜んで次の作品を頑張ります!多分。