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人からの相談事の会話で感じた事、 それって自分も感じた事有るからこそ、今助言できる事。Vol,1

昔、仕事や人間関係で結構ややこしい思いをしていた事は皆にも有ると思うし、今その真っただ中かも知れない。 ほんのちょっとの疑問がなぜか膨れ上がり不快感を感じてしまったりして、悩む。 
これは誰にでも有る事なのだけれど、ほんのちょっとだけ自分の消化の仕方を変えて見たり、
或は出来ればその場で疑問をぶつけて見たりする事で、少し変わってくる。 

それでも無理なら予備スペースを作る。 *このことは後でちょっと技を披露しよう。

このたとえ話は結構良くする話なのだが、ここでも書いてみようと思う。 なぜなら始まりは結構小さな事なのだ。 癖とか、或は成り行きとか、もしくは他の理由も多少あるのかも知れない。

子供のころ オレのアイスクリームのスクープが兄貴のより小さい事が有った。 
それを子供はちゃんと見てる。 
そしてすぐさまそれを言葉にできれば 

『かねちゃんの小さいから もっとちょうだい?』

と言えていれば何の問題も無いわけだが、なぜかそのまま受け止めて、 

心の声が{あ~お母さんはオレよりお兄ちゃんの方が大事なんだ}などと感じてしまった。          

それからと言う物かねちゃんの目はまるで探偵の様に鋭く、いちいちそれの裏づけを確かめる如く、あれも、これも、 やっぱりそうなんだ!!っと自分をその様に納得させようとする照明を見つけては、悔しさと悲しさの中で自分を可哀想に仕立て上げて行くわけである。                                          

 この裏づけとは厄介なもので、そのような目で見ているので、何でもカンでもそう見えてくし 聞こえる事も歪んで行くわけである。 
この歪みが続くと最初の簡単な理由は消え失せ、(発端はアイスクリームがちょっと小さかった事)
もうややこしくなった感情の上に怒りの様なモノがそびえたつのだ。 

だからこそそうなる前に何とかする事はとても大切な事なのだ。 

とっさに違和感を感じたら、その時言葉にならなくても、その気持ちだけでも伝える事はとても良い方法だと思う。 

ビリーブミ―!何度かねちゃんも失敗した事か! 
まして人前で言っちゃいけない様な気がする事や(こいつ傷つくんじゃね?)みたいな、
後で二人っきりに成ったら言おうなんてまず無理だから、その場で言う。 

『なんかそれやだな~』でも
『ちょっと違和感を感じるけど今どう説明したらいいか解らない』でもいい。 
または『その言い方やめて』でも 取り合えずその人がした事、言った事に対して自分がどう今感じているかだけでも言っておこう。 
英語だとそれは結構簡単に出来るけど、日本語だとちょっと難しい。多分それは敬語と言う形が有るからだと思う。        

例えば英語だと良く使うのは、
YOU CAN'T TALK TO ME LIKE THAT. とか、
YOUR ATTITUDE IS NOT ACCEPTABLE RIGHT NOW. とか、YOU MAKE ME FEEL UNCOMFORTABLE RIGHT NOW.  CAN YOU TALK TO ME LITTLE BIT NICER? とか, 
とっさに口から出てしまう簡単な事だが、小さい事を我慢する事から、ストレスや不満が膨れ上がるし、

訂正しないイコールこいつはこの扱いでOKであると言うインプットが相手の脳に定着する。

それでも 心ある人ならば落ち着いた時にあの時どうしたの?っと聞いてくれる。 そうで無くても、一様不快である事は伝わったのだ。 

これが自分にとってどれだけプラスかやって見ないと想像も付かないだろう。        
やってみれ! 解るから! 

たったそれだけを言った事で自分の気持ちの有り方がマイナスからプラスに変わる気持ちの良さは、やって見れば分かる。 
そしてその後にそれを気にもかけない奴なら、そいつは人の心も気づかえない大馬鹿野郎と知るのみで、そんな人はあなたにとって何の意味も無い事が解る訳だ。 

オレは人生の中でいろんな人と関わってきた。 時にはこう言う人も居る。 ただ単にその場の言い合いに勝ちたいだけの人、(マイナスアドレナリン遊びで自分の快感を楽しむ人) こういう人は可哀想だけど、ほうって置くしかない。 
その場の言い負かせで自分が気持ちよく成ればそれでいい人は、誰とも理解し合えないし成長もしない。 自分の意志だけに集中しているので、その他の事は何も見えない訳だ。機関銃のように次から次へと屁理屈で攻めてくる。
そんな哀れな人に付き合って興奮して、エネルギーを使うのはとっても時間の無駄なのだ。 直ぐに治る習性でも無い。っと言っておこう。めっちゃ頑固と言うより、意固地で凝り固まっている。 こういう人は気を付けないと変に逆恨みをもしてくる。

自分を大事にする法則の一つとして、認め合う力の無い人と、気づきをスルーしてを捨てる人、そしてどんな方法でも安易にその場で勝ち負けを自分で取りたい人は成長と心の自由の邪魔だ。

無論自分が何時も正しいわけでは無いだろう。 だとしてもそれをいったん受け止めて反論する人は別だ。違う意見を喧嘩に持ち込む事も不必要だ。 話を変える事も時には必要だ。 その話は止めようと言えばいいだけの話なのだ。

付き合っていきたい人と、 今どうしても付き合わざるを得ない人と言うのが有る。 付き合わざるをえない人で、余り相性の良く無い人が居たら、やっぱりオレは何でもその場で言えるシュミレーションをする。 相手によっては言い方も幾つも用意しておく。 

なるべくその人が受け止めやすい方法を見出す。

もしどうしても言えないとすれば、自分のスペースエネルギーの確保の仕方を覚える。 窒息死しない為にも、その技は必要だ。

ただその場で自分の思いをちょっとでも口に出す様にして居ると、少しずつ自分も相手も変わってくる。続ける事で自分の有り方がうまく成って行くのと、 どんなに耳をかさない人にでも発せられた言葉はかすっている。 そのかすりが数多く成れば少しづつ気づきに成るのも確かだ。 

その内 気が付くと前より自分が楽になっている。

ちょっとスペースエネルギーの話をしよう。

有る時下宿していた大学生のリエちゃんが オレに時々会いに来る変なおばさんかよちゃんを嫌煙してこう言った。                『あの人やな感じなんですよ、挨拶しても返事もしないんですよ。』     人にはスペースエネルギーを自分ばっかり捕ろうとする奴がいる。 スペースエネルギーは呼吸法で変わるのだ。 スペースエネルギーを独り占めしようとする輩にはこうするのだ。っとリエちゃんに伝えたら彼女はそれをそのままやったのだ。 その後のリエちゃんが可笑しかったよ。 『ホンマですね~!』っと興奮気味にそのむね全てご報告に相成った。 笑 

オレが言った事と言えば、挨拶はしなくて良い、目も合わせなくていい。   自分はこの家に住んで居る人なのだから、自分の居場所で有る事を信じて、 そして呼吸を大きく保つ事。ただそれだけだった。 リエちゃんは興奮気味にオレにこう言った。 『ホンマ かねちゃんの言うとうりにやったら、向こうから挨拶してきたんですよ!』 かわいいねぇ~リエちゃん! わろた。 ただこの時プンプンしている必要は無い。ただ普通にして居ればいいのだ。

この人を理解すると、コミニケーションと、スペースエネルギーは強く関連している。 例えばコミニケーションを取ろうとしても、スペースエネルギーが委縮して居たら それは初めからうまく行かないと言う事はうすうすわかって居るだろう。 

人は弱気な委縮状態のあなたの意見を尊重するほど優しくない。 よっぽどの人格者なら別だが(オレ?笑)、大抵はそのオーラの貧塾さやエネルギーの弱さで、馬鹿にされる。 動物の世界も同じだと言える、のでコレは本能の様なものだ。
なのでまずは自分を萎縮させないことがとても大事なのだ。
どんな場合でも、仮を作ってしまっても萎縮する必要は無い。
スペースエネルギーは何時も対等であるべきなのだ。

委縮しないイコール 横柄でも 横暴でも無い。ニュートラルである事。
話は飛んだように見えるけれど、このスペースエネルギー無くしては、何も上手くいかないという事も事実なのだ。

*人間とのかかわりの中で、空間のスペースは限られている。その為大きくスペースを取ろうとする人と一緒に居ると居心地が悪いわけだ。そういう時は自分の予備スペースを開いて、合間に鼻歌を歌う。 これは結構役に立つ。   自分の予備スペースを開くには、何か目の前の手仕事をする、とか、物を触るでも観察するでも良い。 対その人との間にクッションを置いてみる。 そして会話の無い時に *鼻歌を歌う。これ大事!

ちょっと嫌な思いをした後、それにマインドが持って行かれるし、煮詰めてしまうとドロドロしてくる。 でもすぐに鼻歌を歌うと、これが不思議にマインドをそれから引き離してくれる。つまり気持ちの切り替えができる。その上呼吸の乱れも修正され、(怒っていじいじして居ない)その場の雰囲気も軽くなり 相手には余裕が有ると伝わるのだ。相手はその余裕が何であるか気に成り始める。 そうすると囚われの身の立場が変わってくる。自分にはスルスルと余裕しか入って来なくなるのだ。 

恐怖感は人を片足で立っている様な状態にさせる。 つまりコントロールしやすく倒れやすくなってしまう。 恐怖はどんな時にもついてくる。 どんな小さな疑問でも 解らないままで居ると恐怖に変わる。 人の恐怖への想像力は計り知れない。そしてやがてそれは自分の抱える大きな重荷に成って行く。

つづく


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