noteサムネ-01

忘れてしまっている「常識」

「みんな忘れてない?」て事よくある気がする。
いくつか例を上げてみる。

まずは

「通信制限なんて無かった」

スマートフォンやタブレット等の契約時に決まる謎の制度。毎月プランによって一定量のインターネット通信容量が決められており、それを超える事でネット回線が極端に遅くなる。そう、あの"月末のジレンマ"通信制限。

スマートフォンが世に出回った当初はまだ存在してなかった。技術の進歩に乗じて逆にサービスに負荷をかける事で何故か消費者側からお金が発生するというミラクルを叩き出した携帯会社の大発明。
みんな忘れてない?

次は

「ピカチュウはそこまで推されてなかった」

ご存知大人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズから派生し今や世界に通用するキャラクター。ピカチュウ。
初代ポケモンのゲームの作中では「ピカチュウ=かわいい」では無かった。
それよりも「ピッピ=かわいい」を制作側は推してたようにも感じる。
不思議な事にあれよあれよとピカチュー人気が高まり、とどめの一撃はアニメ「ポケットモンスター」の主人公であるサトシの相棒に大抜擢。
気が付けば日本を代表するキャラクターへと成り上がった。ピカチュウは本当に奇妙な巡り合わせの中存在するスーパースターという事。
みんな忘れてない?

「インディーズのバンドがMVを作る」

今やミュージシャン達は新作の音源を発表する際、必ずと言っていいほどMVを制作する。
ぼくが学生だった頃(10年ほど前)まではMVはまだメジャー所属のミュージシャンたちの特権みたいな扱いだった。
一眼レフカメラや動画編集ソフトの価格がお手頃になった事もあり、MVを作る事へのハードルが下がってきている。また、youtubeという誰もが無料で楽しめるサービスの繁栄により"リリース=新作MV解禁"というのが当たり前になった。
ミュージシャンやそのチームの仕事量が明らかに増えたにもかかわらず無料で提供するという大盤振る舞いは10年前の常識からすると信じられない状況だ。

ラストはこちら!
「youtubeに最初は広告が入ってなかった!」

今や70年くらい娯楽メディアの最先端を走り続けたテレビ。それを脅かす勢いのyoutube。当たり前のように広告が入っているし、いつのまにか消費者もそれを普通に受け入れている現状。広告が入る事によってyoutubeのサービスは繁栄していったしそれと同時に企業からの信頼も獲得してきたはず。

というように世の中いつのまにか当たり前になっていく「常識」が沢山あります。
今はまだ「常識」ではない事も、あっという間にぼくらの生活に馴染んできます。

そんな世の中の変化を常に感じていたいし、自分自身の「常識」にもっと自信を持って生きていけたらなと思ってる。

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