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愛はズボーン

毎回50音順に「あ」〜「ん」一文字づつを頭文字にした言葉を題材に金城昌秀が好き勝手綴っていく。

金城昌秀の「ひとくちづつあ〜んしてね」

初回の記事は「あ」という事で、

ズバリ!「愛はズボーン」

愛はズボーン(略して愛はズ)てなんやろうか?
経歴はここで語っても仕方ないので

こちらを参照。
メンバー4人がそれぞれ愛はズボーンを作っているのは間違いない事実。
だけど、かれこれ8年目のこのバンド。

もはや愛はズにぼくらの生活を作られてる

と感じる瞬間が増えてきた。
面白いことに服を買うにしても何を食べるにしても"愛はズボーンらしいもの"を選んでたりする。または敢えて愛はズボーンらしくないものを選ぶ事にしたりする。
とにかくぼくは"愛はズボーンらしさ"に縛られて生活していたりする。

そうしないといけないルールなんてないけど、どこかで考えちゃうんだな。

じゃあその"愛はズボーン"らしさって一体何?と考えるとどうにもわからない。言葉で説明するなんて野暮なことはしたくない。というか「するな!」て愛はズボーンが言ってる。

だから時々、メンバーが愛はズボーンらしくないことをしてたりするととても腹がたつし逆に自分がしてしまったりすると、風呂場でひとりで反省しながらうつむいてたりする。

でもね、そこがバンドの楽しいところなんじゃないかな。
最近はそういう風に考えるようになった。
言葉で説明できないような"イメージ"を頼りに生活するなんて窮屈なことをわざわざ選んでる自分がやっと理解できてきた。

なんでも自分で自由に選んで生活するのは意外と退屈なんだ。

例えば

修学旅行が楽しいのは、引率の先生がいるから。

「アレはダメ。コレはOK。早く寝なさい。ここに集合。」
引率の先生に縛られながら与えられた環境でいかに楽しむか。それが修学旅行の醍醐味。

そういうルールがあるから、はみ出た時のドキドキや共通の愚痴がこぼれたりする。

愛はズボーンというイメージに引率されて生活する

のはきっと楽しいことなんだ。
結局それがチームワークってやつであって、みんなで「ほんま愛はズボーンてめんどくさいよな〜」とか言い合いながら前に進んでいけばいいのだ。

そしてみんなで何か成し遂げた時に
「おれらのクラスが一番最高やな〜」とか言っちゃうような痛いクラスメイトがひとり居てくれるとまた最高。

ぼくがロックバンド愛はズボーンに求めるものは結局"自由な生活"なんて簡単なものじゃないんだ。

ぼくの自由を奪う重たいお荷物、目の上のたんこぶ。

だって、そうでしょ。
そうじゃないとぼくの監督、編集するMVはいつまでたっても完成しない。
それらをほったらかして自由に生活したりしてると、MVの完成の代わりにぼくの大好きな遊戯王カードのデッキがドンドン強くなるだけ。

そんな生活楽しくない。
時々、"消灯時間"が過ぎてるのにコソコソ遊戯王するから楽しいんだ。

そんな態度がぼくの中の"愛はズボーンというイメージ"に見つかってバレた時は背徳感がまた襲ってきて、風呂場でひとりで反省しながらうつむいてるんだ。

あなたの自由を邪魔する"誰か"や"何か"とうまく付き合う方法を見つければそれらから解放されて

自由に生活するよりも楽しい生活

が手に入る事があるよ!という話。

今日はここまで。

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【愛はズボーン NEWシングル】
「インパルスラン!/えねるげいあ」
2019/5/29発売‼︎‼︎

【レコ発2マンツアー】
6/6大阪 コンテンポラリーな生活

6/7名古屋 空きっ腹に酒

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