丸一日かけて絵を描いた。デジタルじゃなく絵の具で。絵を描くのは心にイイ。頭の中がフル回転している一方で無の境地で空っぽなような。冷静だけど熱を帯びた感覚。いわゆるゾーンというのに入りやすい。

ゾーンに入り終えた後に「あれ？今の自分は本当に自分か？」というような感覚がある。あれは本当に気持ちがいい。

「気持ちいい」という言葉をよく使う。特に兄と話ししてると出てくる。「この構成気持ちいい」「このセリフ気持ちいい」など作品に対して使っていてすごいしっくりくるからよく使っている。

作品を見たり聴いたりしてしっくりこない時というのは時期か体調が悪いだけ。基本的に世に出ているプロの作品が「しっくりこない」というのは受け取るこちら側の問題と思って作品に接している。それでもしっくりこない時は作者と根本的に好みが違うから仕方ない。

仕方ないことをウダウダ考えている暇は必要。じゃないと成長しないから。だけど一気に吹っ切る瞬間が来たならそんな暇ない。

「暇やーー！」てよく言ってた。小学生の頃とかよく言ってお母ちゃんに嫌がられてた気がする。でも、子どもって暇だよな。まだ楽しいことの分別がついてないというか、そこまで楽しいことに意識して没頭できる素養もないし。きっと暇ってそういうことなんだなとも思う。

思考回路に「クセ」をつけるということを高校生の頃からやってる気がする。「だるいな」とか「お腹減った」とか「眠たい」とか口に出すどころか自分の頭の中で考えるだけでもテンション下がるし考える意味もない。無意識で思っちゃうならまだしもわざわざ言葉にして無意味なネガティブを吐き出すなんて何の意味もない。

意味を求めて何か行動するのって本当に大事。だけど意味だけで行動しても楽しくない。だから難しい。

難しいギターフレーズって2日あったら弾けるようになるし、難しい問題2日かけて勉強すれば解決する。答えがあるものは大体本気で２日かければ解ける。

メンバーの結婚披露宴の食事で出たデザートは余興の演奏をしてる間にバニラアイスが溶けてしまって皿の上に広がっちゃった。演奏終わりにバニラが染み込んだガトーショコラをフォークでブッ刺して一口で胃袋にぶち込んだ時になんか幸せ感じた。ほんといい式だったなぁ。

白井くんおめでとう🎉