一介のバント職人

暇潰し、あるいは教科書に書いた消せない落書き

夏の忘れ物

僕は昔から夏という季節に対し、過度な思い入れをいている節がある。 中学生のとき、8月も終わりごろになると、今年の夏もなにもせず終わってしまう、という奇妙な焦りを...

飛行機

夏の、とても暑かった日のこと。 ようやく日が落ちて暗くなった後、ぽつりぽつりと雨が降りだした。 空気はまだ熱を帯びたまま、僕の肌のうえを生ぬるい感触を残しながら...

時事。

たかが一般人の戯れ言。 コンプライアンスの話のはずがいつのまにか社員と会社の闘争、それもいいが。 連日連夜SNSの投稿を切り貼りした報道、次から次へと更新される「...

僕たちはまだ

僕たちはまだなんにでもなれる。 果たしてそうかな? まだなにもしていない僕らは、一方では可能性に溢れているといえるけど、一方ではただ先を見るのを怖がっているだけ...

みんなのうた

高校を卒業して、彼女は髪を染めた。 高校を卒業して、彼はピアスを開けた。 高校を卒業して、彼女は化粧を覚えた。 高校を卒業して、彼は酒を飲むようになった。 偶然...

年齢を重ねるごとに、夜の長さを知るようになる。 小学校高学年になり、21:00からのTVを観るようになった。 中学生になり、塾から帰るのが22:00過ぎになった。 高校生に...