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米国企業視察主催レポート❻

【アメリカ6日目】ラスベガスに来てから4日目。KANGLOのこだわりとして「Zappos!に行くなら、最低2度は訪れる」というのがある。1日目の視察を終えた後、ホテルでレビューミーティングを行う。参加者それぞれがどのような事象をどのように捉えたのか共有を行う。そうすることで、他者が捉えたことを再認識し、個人の興味の範囲を超えられる。また、時差ボケや興奮状態により記憶が散漫になってしまうことをも避け、個々の理解の範囲を最大化することが出来る。更に、どうしてもその場で解決出来ない疑問を2回目に集中して投げかけることで、取りこぼしを最小化することも出来る。

今回は、入社5年目ザッポスインサイトのジャッキーさんと、入社10年目でエンゲージメント(組織のつながりを促進する)役割を持つスティーブンさんからじっくりと話しを聴くことが出来た。この時、何ものにも替え難い、大変に多くの経験と成果を手に入れることが出来た。私たちは、ザッポスの多くの生の進化を感じることで、確かな組織変革の叡智を得た。これを日本に持ち帰り、セミナーやドキュメント等で徹底的にシェアをして行くことを改めて決意した。

次に、オーガニック生鮮食品スーパー大手のホールフーズ・マーケットのカーラさんのインタビューを90分に渡り行った。2017年8月28日にアマゾンの買収が完了して以降、多くのアイテムが、アマゾンプライムに加入していると、20~50%近くまで安く購入することが出来るようになった。巷では、古来のファン離れも起きているという話も出ているが、実際はどうだったのか。私の印象では、ホールフーズの良い面が、アマゾンとのコラボレーションで、より際立っているように感じた。社員のモチベーションは、更に上がっているようにも見えた。この当たりの洞察は、更に調査を進め、日本に持ち帰りたい。

ラスベガス最後の視察は、Switchというデータセンター事業を展開する企業やネバダ州立大学がスポンサードする、「学校の菜園プログラム」を推進するNPO法人Green Our Planetに赴いた。実は、ザッポスやホールフーズも支援をしている。既にネバダ州で171施設に導入されている。この菜園プログラム(学校での菜園の世話をすることで地球や自然の生業や不思議を体験することで、子供たちは自分の食べ物がどこから来たのかを学び、生命の神秘を知ることが出来る)から、子供たちだけでなく、教師や大人たちも多くを学ぶことが出来る。日本での水耕栽培や種取りの技術なども含め、交流する余地はあると感じた。

夜は、ラスベガスに居ながらも、新橋横丁に帰ってきたような感覚になる馴染みの「市座」にて、3日間の視察のふり返りと心の交流を深めた。明日からは、デスバレーを通り、650kmの道のりを、車でロサンゼルスに戻る。更にディープな視察が待っている。

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アメリカ発!ティール組織・ホラクラシー・SDGs・ベンチャー・スタートアップ・マインドフル・リスクマネジメント企業視察大報告会(2019/9/5)
https://www.kanglo.co.jp/topics20190905.html

ザッポスから特別にプレゼントして頂きました!最高です!

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者