【アメリカ5日目】ラスベガスに来てから3日目。今日は、Zappos!（ザッポス）CEOのTony Hsieh（トニー・シェイ）が私財3億5000万ドル（約380億円）を投入して2012年1月に設立されたDTP（Down Town Project）の視察を敢行。2年前までは、DTPチームのメンバーが同行してくれていたが、今回は、Zappos!のRyoさんが特別に案内をしてくれた。

DTPは、ベンチャーやスタートアップ企業、ハイテク企業、不動産、芸術、文化、教育等の広範囲なポートフォリオの開発管理を行う組織。現在までに、220億円を超える投資を行い、既に1571人の仕事を創出し、61のスモールビジネスを支援し、165を超える新規事業を生み出している。起業家のエネルギー、創造性、革新性、インスピレーション、そして情熱によって、20世紀より廃れ果てた続けたこのエリアを、活気に満ちた繋がりのある都市に変貌させつつある。

ここで発見した彼らのサステナブルなコンセプトは、3つのC（Three C's: collisions／偶発, co-learning／共創, and connectedness／繋がり）。正にトニーの信条がにじみ出ている。40℃近くの街を2時間以上、歩いて回った甲斐があった。この大いなるコンセプトは、これからの革新のキーワードとなることを確信した。それは、SDGsにみる地球規模の、あらゆる地域の、組織の、チームの、そして個人に至る課題までカバー可能なもの。このことを日本に持ち帰り、同志たちと共に、即、実行に移そうと思う。

そして、今回で3度目の視察となるTrader Joe's/トレーダー・ジョーズ（1958年にジョー・コロンビーがロサンゼルスに初店舗を設立。当時はよりコンビニエンスストア色が強い店だったが、コンビニエンスストア形式の店舗はセブンイレブンとの競争が激しかったため、次第に大型化しワインや食料品など取り扱う商品も増えていった。そして1966年にトレーダー・ジョーズの名前を冠した店舗をオープンし、1979年よりドイツの実業家テオ・アルブレヒトが実質上の経営者となり、グルメフード、オーガニックフード、ベジタリアンフード、輸入食品、各種ワイン、ユニークな冷凍食品まで幅広く取り揃え現在の自然食品・健康食品を中心とした店舗を全米中に展開している）でも、大いなる気づきがあった。そのことは、視察報告会などでお伝えしたい。

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アメリカ発！ティール組織・ホラクラシー・SDGs・ベンチャー・スタートアップ・マインドフル・リスクマネジメント企業視察大報告会（2019/9/5）
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Work in Progressのオーナーにも偶然会えた！