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How to 就職活動#12 〈試験対策の心得〉押さえておきたい、面接試験の重要ポイント

こんにちは!キャリタス看護です。
今回は、面接試験対策ついてご紹介します。

面接試験でチェックされるポイント

面接官は面接試験でどんなところをチェックするのでしょう。具体的な対策を練る前に、面接で重視されるポイントを把握しておきましょう。

ポイント1 身だしなみや第一印象

面接で評価される一番のポイントは、あなたに「社会人となる資格」があるかどうかということ。なんといっても、身だしなみや表情、しぐさといった第一印象は、面接官の評価を大きく左右します。他人に不快な気持ちを与えない信頼される身だしなみは、社会人になるために必要な要素。特に看護師は、安心感や優しさが求められるだけに、与える印象も意識しなくてはいけません。その心構えも判断されます。身だしなみについては「How to 就職活動#8 〈マナーの心得〉」で紹介した「就職活動での身だしなみ」をもう一度参考にしてくださいね。

ポイント2 社会人としてのマナー

社会生活を営むうえで、言葉遣いや態度といった社会人としてのマナーは欠かせません。自分の良さを相手に伝え、良好な人間関係を築くためにも大切なものでしょう。看護師という職業は、さまざまな年代や立場の患者さんを相手にするだけに、最低限のマナーはきちんと身につけておきたいものです。とはいえ、話し方やしぐさなどは自分ではわからないものです。先生や友達に客観的に評価してもらい、好感の持てる姿が身につくよう、今のうちから練習しておきましょう。

ポイント3 病院への熱意・仕事への意欲

「なぜこの病院を選んだのか」「本当に一緒に働く意志があるのか」、面接官はそれを知りたいと思っています。面接官にとっても、あなたは仲間として一緒に働くことになるかもしれない相手。どんな考えを持っているか、熱意や責任を持って仕事をしてくれるのか、仲間としてふさわしいか、気になるところでしょう。熱意を伝えるには、受験する病院のことを詳しく知っていることはもちろん、マニュアルどおりではない、自分の考えを素直に表現することも大切です。

ポイント4 対人力など

面接では、人柄はもちろんですが、順応性や協調性があるか、さらに円満に人間関係を築けるか、協力的に仕事を進めることができるか、場の空気を読んで対応できるかといった対人力や、自分の気持ちをコントロールできるか、モチベーションや前向きな気持ちを維持できるかといったことも評価されます。

面接の形式

面接にはさまざまな形式があります。形式によって心がけることは少し変わりますが、相手の話をしっかり聴き、自分の考えをわかりやすく伝えることが大切であることに変わりはありません。以下に主な面接の形式をご紹介します。

学生1名 対 面接官1名
いわゆる個人面接といわれるものです。1対1の形式を採用している病院は1割程度と少なく、面接官は看護部長であるケースが多いようです。相手の顔を見ながら話し、あまり間を空けないようにして、会話のキャッチボールを心がけましょう。

学生1名 対 面接官数名
個人面接で最も多いのがこの形式。一般的に面接官は2~3名です。この形式の場合は、複数の面接官が評価し、その合計で判断されます。面接では質問者だけでなく、面接官全員をまんべんなく見ながら答えることが大切です。

複数の学生と一緒のグループ面接
グループ面接では、協調性があるか、円満な人間関係をつくれるかといった対人力も評価されます。ほかの学生への質問もよく聞き、話す人の顔を見てうなずきながら聞くように心がけましょう。ただし、ほかの人と考えが同じであった場合、「私もそう思います」と答えると主体性がないように受け取られるので、同じ意見でも自分の言葉で伝えることが大切です。

質問事項と評価ポイント

面接官が面接を通して知りたいのは、あなたがどんな人間かということ。そのためには、自分をきちんと知ってもらうことが重要。面接官とはいえ、将来、一緒に病院で働く仲間になるかもしれない相手です。そのことを忘れないようにすると、面接の意図を理解できるはず。面接でよく質問される項目とその評価ポイントを以下にまとめました。 

志望動機
医療や看護の実情をどこまで理解できているか、ほかの病院との違いや魅力などを簡潔に説明できるかなどを評価。病院の理念に同調するのではなく、自分の考えを述べることも大切です。

自己PR(長所や短所、得意分野など)
物事を客観的に冷静に捉えられるか、自分の考えを明確に伝えることができるかという力を評価。自分のことを話しているときの表情や態度、話し方も観察されています。長所だけでなく、短所も正直に客観的に話すと評価が上がります。ただし、短所を補うためにどんな努力をしているか、ということを伝えることも忘れずに。

病院を選んだ理由
その病院で働きたいという熱意、仕事への意欲を評価。給与や看護体制に関する個人の要望を知りたいという意図もあるようです。

実習での印象
実習での体験を通して何を感じ、何を学んだか、などを評価。具体的なエピソードなどを加えながら伝えましょう。

質問・病院への希望
仕事への意欲や積極性、病院への関心の高さ、人間性が評価されます。「特にありません」と答えるのはNG。質問は積極的に、最低でも一つは質問するようにしましょう。

看護観・目標とする看護師像
看護に対して現段階でどのような考えを持っているか、目指す看護師像を持っているか、患者さんの命や人間としての尊厳を尊重しているかなどを見ます。看護師という仕事にどのような魅力を感じているか、これまでの体験を通して具体的に伝えることが肝心です。さらに自分の考えが、病院の特徴と一致しているとベスト。

併願・進学
自分の現在の状況や方向性を正直に話すことにより、評価がマイナスになることはありません。病院側も採用計画の調整を図らなくてはならないので、誠意を持って伝えることが重要です。

ぜひ、面接前にこれらの事項をもう一度チェックしてみてください!

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次のステップは…

面接官に自分の良さを知ってもらうためには、まず社会人になるためのマナーを身につけておく必要があります。次は、自信を持って振る舞えるようになる面接の基本マナーをお伝えします。

詳細はHow to 就職活動#13にて!



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