化石燃料最高！ ディーゼル最高！ 冬になる度そう思いますね。何しろ寒い。凍てつく前の湿った寒さ、これが堪える。轍になった濡れた雪、それをものともせずに蹴散らしていく鋼鉄…。低く唸るぜディーゼル。頼もしさ。

なぜディーゼルが好きなのかというともちろん低速でのトルクの強さだ。真っ白い吹雪の中でスタックしたときの絶望感を味わったことがある人ならこの意味がわかるはずだ。つまりヒグマより強え。ヒグマ殺しを糾弾する人よりも強え…！

だいたい雪で車が動かなくなったときに脱出するには低速でゆっくりと地面を掴まないといけない。だけどトルクがないと動いてくれない。回転数を上げればタイヤは回転するが、地面を滑っていくばかり。土のぬかるみだとタイヤがクソをまぶしたみたいになる。タイヤのクソまぶしほど忌まわしいものはない。

そこでディーゼルだ。だけど今年はモーターの魔トルクにびっくり。電池が低温と航続距離と充電の問題を克服したらモーターに乗り換えます。化石燃料ってなんか臭いし。