見出し画像

患者へのタメ語に違和感

少し前に、父親に付き添って病院受診をしたら待合室が混んでいた事を書きました。

本日も、その時に私が感じたことについて書きたいと思います。(患者の家族としての立場)

父が病院を受診した時に、医師の診察前に「血液検査」と「レントゲン検査」がありました。

検査室に連れて行ったのですがそこで複数の看護師・技師の人たちが父に対して「タメ語」でやり取りをしていました。

父は80歳代。一方、職員の人たちは30-40歳代くらいに見えます。

となると、親子かそれ以上に離れた年齢なのですが、年下から年上へのタメ語。とても違和感を覚えました。

ですので、あとで「あの職員の人たちって、親父の知り合いなの?」と父に訊くと、「いや、知らん!」との返事。

「年齢で上下関係を判断する事こそおかしい」という意見もあるかもしれませんし、職員の人たちも父を見下していたというわけではないと思います。

恐らく「病気のかわいそうなおじいちゃん」という気持ちを持った上での接し方だったと思いますが、初対面でのタメ語にはやはり奇妙な感じを受けます。

私自身が診療するとき(医療者側として)には「かなり親しくなったら」、タメ語も使うようにしてきました。

しかし、その「親しくなったら」も私個人の独断なので、今後はより慎重になった方が良さそうです。

患者さんの自尊心を傷つけないような対応で、お互い気持ちよく診療をおこなっていきたいと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?